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トルコのオヤレース、守るべき伝統だと思う🇹🇷

今の10代、20代の女の子たち、ほぼオヤ作れないのですよ。
時代が変わったと言ってしまえばそれまでですが、
もったいないなぁと思います。


オヤレースの伝統はオットマン時代に始まりました。
ヨーロッパから連れてこられた、ハーレムの女性奴隷たちが始めたレース編みがオヤです。

その当時のトルコにはなかったレース編み、
ハーレムの女性たちが競うように、自分のスカーフの縁取りを飾ったのが始まりです。

オヤってそもそも「レースで飾ったスカーフ」の呼び名です。
ですからAYTURKで作っているアクセサリー類は、
本来はオヤではないのですけど、
同じ技で作っているのでまとめて「オヤ」と呼んでます。

それが一般市民にも広がって、今でもオヤで飾ったスカーフを被ってる人を時々見かけます。

でも、おばあちゃん達だけ。

トレンドのおしゃれとはかけ離れているのかな。
時代の移り変わりには勝てないのですかね?

もう絶滅危惧種です

もう見つけるのも難しくなってきている伝統のスカーフ、
ベース生地は100%綿素材のガーゼです。
縁取りはイーネオヤ。

いつ作られたものかもはっきりとは分かりませんが、
生地自体がもう作られていないものですから、
おそらく30−40年以上前に作られたのだと思います。

この状態が良く、オヤのクオリティーも高いものは見つけたら、
即仕入れてます!

もう、ほとんど見つけられないですからね。


貴重な伝統のオヤスカーフ・・・ほぼ絶滅危惧種です。
あと数十年後にはなくなってしまいそう。

守りたいなぁ、伝統のオヤ。


伝統のオヤスカーフ


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