見出し画像

メトトレキサートを内服薬から注射薬に変えて

どうも、あーやのすけです。
今回は、自分の記録も兼ねてお薬の話を。


メトトレキサート

メトトレキサートというお薬。
関節リウマチの方はめちゃくちゃ聞いたことがある薬だと思います。
世界で最も広く使用されていると言われる関節リウマチ薬です。
関節リウマチと診断されたら、第一選択薬として選ばれる薬なので。

この薬、結構SLEの患者さんにも使われることがあって。
(関節炎や皮疹などの改善効果があるそうで。)
併用することで、ステロイドの減量もしていけるという。
現に私も、関節痛や深在性エリテマトーデスの脂肪織炎への効果を期待して
処方されました。

そして脂肪織炎には一定の効果が出たので継続したい、けど…ということが。

副作用がしんどすぎる問題

メトトレキサート、いいお薬ではあるものの私にはめっちゃしんどい薬でもあったんです。

とにかく気持ち悪い
もー、吐けないのにずっと気持ち悪い。
吐き気止めの薬を追加で飲んでも気持ち悪い。

曜日指定の薬を色々飲んでいるので、それに合わせて月曜日に内服していたのですが、
もう仕事中に気持ち悪くなるの辛い。
酷い時はご飯食べられないレベルで気持ち悪い。
とりあえず脱水にならないように水分補給しながら、なんとか仕事をしてました。

ただ、重大な副作用はないし、効果も出てきていることだから続けたい。
(開始してからCRP減少してきたし、脂肪織炎も小さくなってきていた)
先生としても、最低量でこれなら副作用さえ対処できたら増量したいのが本音…。

ということで別の形状でチャレンジすることに。

メトジェクト

2022年にメトトレキサートの注射剤としてメトジェクトが発売。
一番のメリットとしては、内服薬での副作用の消化器症状が出にくいという点。
後、週1回の注射なので今までメトトレキサートの内服でややこしい飲み方をしていた人も楽になる。

デメリットは内服薬より高価、そして注射であること。

デメリットに関しては私の場合難病受給者証を持っているので、負担は変わらず。
注射に関しては、慣れたらどうにかなるだろうといった感じ。
むしろこの気持ち悪さから解放されるなら自己注射頑張るよ!って感じで導入しました。

実際打ってみてどうだった?

ど緊張してましたが、痛みはほぼなく。
今では、1分あればうち終わるぐらいにささっと打ちます。笑
多分、朝の内服薬飲む方が時間かかっている。(一包化してないので全てシートから出さなきゃいけない。)

副作用に関しては、たまーにちょっと気持ち悪いかなって思うことがあるんですが、今年の夏は暑すぎたので水分足りてない時って気付いてからは飲むようにしたらほぼ気にならなくなりました。
今は、吐き気止めは内服しなくても大丈夫です。
メトジェクトにした時点で増量しているのでどうなるかなと思っていましたが、増量しても副作用が落ち着いたので注射剤の方が副作用出にくいっていうのは本当だったんだなぁと。笑

ただ、メトジェクトにしてからそれまで年単位で風邪をひいてなかったのに、風邪ひいてCRP爆上がりしてサフネローとメトジェクトがスキップになったり、コロナに感染してスキップしたりしており、感染症に劇的に弱くなったなと感じてます。

感染症に気をつければ続けられそうな感じです。

関節炎と皮膚症状に関しては、効果はあったけどまだもう一押しほしいところという感じだったので、現在は7.5mgから10mgに増量しました。
増量すると副作用が強くなる可能性があるとの話でしたが、今のところは変わらず過ごせているので、注射薬の切り替えは私的には正解だったんだなと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?