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WEBサイト分析|No.02

一般社団法人日本医療福祉建築協会の、
介護施設にフォーカスした防災に関するWEBサイトです。

概要

・和文font  :Zen Kaku Gothic New(pc: 16px, sp: 16px)
・欧文font  :Arvo
・印象   :やさしい, ポップ
・ターゲット:防災について詳しくない人, 介護に関わる人
・目的   :介護施設における防災知識の認知拡大、防災を考えるきっかけ作り。

難しさを感じないポップで明るい印象

「介護施設」×「防災」というあまり馴染みがない題材は、それだけを聞くと小難しそうに感じるが、このサイトはポップで明るく親しみやすさを感じる。優しいイラストやメインキャラクターと柔らかい黄色(#f8eb77)に馴染む配色によるものだと思う。

問いかけから始まる構成

FVの次は「災害の備えはできていますか?」と問いかけから始まり、命を守る心構えを3つ列挙された後に、初めて介護施設と防災に関する情報が出てくる。またムービーや体験談でも、介護施設に関することだけでなく基本的な防災や減災対策の情報解説にフォーカスしている。
サイトの一番の目的は、介護施設における防災について伝えることだろうが、あまり馴染みのないテーマである事と、そもそも防災について詳しくないユーザーを前提としている事から、まずは防災の前提知識を知ってもらいたいという意図があるのだろうと考える。

遊び心感じるアニメーション

SCROLL DOWNやPAGE TOPにカーソルを当てると犬の尻尾や動くところや、よくある質問の吹き出しの現れ方、ガイドブックのページ送りに現れるキャラクターなど、各所にサイトを触っていて楽しいと感じる要素が散りばめられている。
難しいと捉えられやすいテーマだからこそ、サイトへ訪れたユーザーには、まずは楽しいと感じてもらい、より伝えたい情報に目を止めてもらいたいという意図があるのだろうかと思った。イラストそのものが可愛らしいくポップでもありつつ、少し真面目なトーンも伝えられる良い塩梅だからこそ、このアニメーションも活きるのかなと感じた。

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