ひと

最近、心がのびのびしている。
やらないといけないことをする為のやる気スイッチを失くしてしまって、困ったことになってはいるのだけど、心はのびのび。

原因は、きっと人。

友達の彼氏、友達の友達、部活以外ではあまり話したことのなかった後輩、授業で知り合った先輩、存在は知っていたけど挨拶をするまでもなかった同期。最近、ひょんなことで出会った人たちと、お話をする機会が降ってくる。そして、私はいろんなことを知って、考えて、ほくほくしがち。

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人ときちんとお話しすると、その人が大切にしているものが見えてくる。
大切にしている価値観や時間、人、モノ。話を聞く中で、その人が大事に抱えているその手札をめくっていくのが楽しい。
そして、その大切なものたちを説明してくれる姿を見るのも好き。聞いているこちらまでニコニコしてしまう。

でも、その人が既に持っているものを知るのと同時に、その人が欲しがっているものも、ほんのりと分かってしまうことがある。
私はこの瞬間、その人の本当の姿を見れる気がしていて、この瞬間こそが人と話すことの醍醐味だと思っている。

喉から手が出るほど欲しいそれについて話している姿からは、人間の匂いがプンプンする。
その匂いを嗅ぐと、私は目の前のその人を抱きしめたくなるし、そっと背中を押してあげたくなるし、なぜか私の隠された弱い部分もさらけ出したくなる。そして、実際にさらけ出してしまうこともある。しかも、必要以上に。そしてそして、後から思い出して恥ずかしくなり、後悔する（笑）。

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人間って面白い。
それぞれがあまり触れたくないグレーな部分を抱えているからだろうし、一人ひとりが抱えているもの全てを完全には把握することができないからだろうし、みんな少しずつ違うからだろう。

みんな普段は平気なフリして、心を曇らせるあれこれを隠している。
そのあれこれを、私は完全には理解してあげられないし、気の利いたことを言ってそれを吹き飛ばすなんてことはできない。
だけど、せめてその曇りの存在に気づける人になりたいなと思う。

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結局、なにが言いたいのか分からなくなってしまったけど、人間への愛があふれ出しそうだったので、ここに一部を垂れ流すことにしました。

人間同士のしょうもない争いの話を聞いたり、人間のあまりにも利己的な行動を見たりすると、人間ってどうしようもなく醜い存在だと思ってしまう。
だけど、一人ひとりときちんと向き合うと、人間の面白さに唸らされる。
人って素敵だと思わせてくれる人たちに囲まれていることが幸せ。