モラハラ彼氏 最終章

とうとうふられちゃった。

はっきり言われてはいないけれど
話しをしたいと懇願したけど
お断り。

何度もお願いしたけれど
しつこい。


ぜ〜んぶ私が悪いの。
あなたは悪くないよ、、、

19年も付き合ってきたのに
学習できなかった私が悪いの。

何度も何度も同じこと言われてたのに
どこか疑念が私の中にあった。

心が素直じゃなかった。


自ら幸せを手放してしまった。

手を見ると
幸せが逃げてった手がある。

かなり昔に
幸せにしてくれる?と女ならではのベタなことを聞いたことがある。

彼は
幸せって自分でつかむものじゃないの?と返ってきた。

そのとおりだ。

つきなみに
幸せにするよ。な〜んて言葉が欲しかっただけだけど
現実的な言葉に納得したことを思い出した。

だから、
自分から幸せを逃してしまった。


私はあなたの収入など
あなたのものだから興味はなかった。
だから将来の不安なんかはないよ。

でもね、これから
あなたがいない未来が不安でたまらない。

私の方が
あなたに依存していたんだろうな。

あなたはそれなりに私のことを
好いてくれてた。

それに対して私は何をした?

そう、、これもよく彼に言われたこと。

お前は何をしてくれるんだ。

そう、彼は幾度となく助けてくれた。
ふつうの人には出来ないやり方で。

私はただ欲しがっただけで
彼に何もしていなかったよね。

ふられて当たり前。