自己肯定感の低い自分を肯定する

最近よく聞くなぁ、自己肯定感。

俺も自己肯定感は低い方だと思う。
自分との約束を破り続けてきたから。
自分の期待を裏切り続けてきたから。

朝起きられず、宿題をしない、学校に行かない、
親の家事を手伝わない、
いいと思える服を着ずに
いいと思える体型にもなれず
いいと思える言葉も吐けず
いい成績も残せなかった

大学も中退した
いくつもの仕事を続けられずに辞めた

まぁ、尽くではないが
人生の重要な場面で
自分で選んだ選択肢を何度も打ち消してきた

何かを完遂したことがない

そんなんだから自分を肯定してやれない

ずっとそう思い続けてきた
自己を肯定できないままここまで来た

何度変わろうと思ったことか
何度習慣を、意識を、思考を変えようと思ったことか

しかし、変われないのは
本当に変えなければならないと
そう思わないからではないか

俺はいつからか
自己肯定感の低い自分を肯定していた

このままでいいと思ってきたからこそ
いつまでもこのままなのだ


本当に自己肯定感の低い人と言うのは、
自己を肯定したいと願っている人は
今の自分に満足せずに常に変わり続けているのでは

俺ってば知らないうちに
自分のこと大肯定して
その場から動かない理由にしていたわけだ


そしてそんな自分のことさえ肯定している

肯定したからと言って特段いいことは無かったよ
間違った自己肯定感だからだろうか

自分に自信を持てないままだよ

こんなもんだろ、と思っているだけ

こんなものはただの言葉遊びだが

やぁ、自己肯定感が低いと感じる人達
いつか自分の好きなことしてる自分を
理想を体現する自分を心から肯定できることを願うよ

俺はまだしばらくここにいるよ
嫌いになりきれないもんだから

よくあるよくいる人間のひとりだと思うから

いつかそっち側に行けるといいなぁ

少しずつ自分と交した約束守ってみるよ

まずは無茶な約束しないために
自分の力量を推し量ることだな

自分で自分を試して、
その試験に受かれば
自分のこと少しは好きになれるんだろう

たまには鬼となってぬるい自分を否定していけ

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