電話が嫌い

電話が嫌いだ。
架電も受電も嫌いだ。

価値的な一日を過ごしている人達が言う
「時間を奪うから」という理由ではない。

着信アリ のような
ホラー的怪奇現象が起きそうで怖いからとかでもない。

電話に出てしまったが最後、
強制的にその話の相手をするテーブルにつかされる
かつ声対声のコミュケーションが怖いのだ

メールで良くないか。

いやほんとに、メールで良くないか。

言った言わないもないし、
推敲する時間も読み解く時間もあるし、
同音異義語も紛らわしくないし、
声より感情がマスキングされる

文書で良くないか

知らない番号からの電話は絶対に出ない
ググって分からない番号は折り返さない

吉報を逃していたとしてもいい

知らない番号で
いきなり話のテーブルにつかせようとする
そんな知らない人間と話すのが怖い
ろくなやつでない

会社の人間宛にかかってくる電話を
会社の人間としてとることは吝かでは無い

仕事に関わる内容だと分かるからだ

個人の電話に急にかかってくる電話
これがよくない

電話に出れるんだから時間があるだろうと思われ
表情の分からない人間の話を聞いて
表情をわかって貰えない返事をする

なんて恐ろしい

突然家に来られて顔を突合せて話すのも嫌だけど
まだ情報が多くていい
絶対嫌だけど

文書で良くないか

たのむ、文書で寄越してくれ

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