映画『はじまりのうた』
最近はドラマよりも映画を見ている。今日見たのは『はじまりのうた』。
ミュージシャンのデイブと恋人のグレタが2人で作った曲が映画の主題歌に大抜擢され、ニューヨークにやってくる。彼はどんどん売れていき、グレタとはすれ違い始めた中、デイブの浮気が発覚する(この発覚するシーンもすごい)。家を飛び出し向かった先は友人の売れないミュージシャン、スティーブの家。彼に強制的に彼が登壇するライブのバーに連れて行かれたグレタは、スティーブの発案でその場で歌を披露する。そしてそこにたまたま居合わせた、落ちぶれた音楽プロデューサーのダンにその歌を絶賛される。彼の提案でアルバムを作ることになるのだが…
この映画上映されている時期に知って、キーラ・ナイトレイ(グレタ)が出てるから見てみたかった映画。結局Netflixにあったから見たけど。今まできらびやかな衣装をまとっている姿しか見たことがなかった気がするけど、この映画ではとってもラフな格好をしてた。そしてそれがとっても似合ってる。本当に美人だし、歌も上手!
映画の中でグレタとダンが、2人で音楽を聴きながらニューヨークを歩き回るシーンがとても好きだ。陽気なでおしゃれな遊び!ニューヨークだからできるのかな。日本でおんなじiPhoneで2人でイヤホンさして聞いてたら、何だこのバカップルって目で見ちゃうけど、映画だとなんだかとってもしてみたくなるこの様子、すごい。私の中の“ニューヨークに行ったらしたいこと”のリストにめでたく仲間入り。
あとアルバムを作っている時の演奏シーンが素敵。曲もいいし、街中で楽しそうに演奏してる姿が心に残った。私も楽器の一つでも引けたら混ざれるのになあ。タンバリンやカスタネットでもいいかしら?
あと、上にも書いたけどデイブの浮気が発覚する場面。これはちょっと「え?」ってなった。何も知らずに見てたから彼の曲を聞いているグレタの顔色が変わっていくのを見て、てっきりダンが彼女の曲をパクったのかと思ったらまさかの浮気発覚。すごいなグレタ。曲を聞いただけで誰に向けて作ったのかが分かるとは。引っ叩かれてグラスをシンクに投げつけるダンもすごい。グラス…
よく「音楽に救われた」という人がいるけど、まさにそれ。どんなに悲しいことや、報われないこと、腹が立つことがあっても、音楽を聞いたらパワーをもらえるだよって言われた感じ。そんな映画。
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