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オモシロマッチョ研究所の沿革

こんにちは。


都内でトレーナーをしている
オモシロマッチョ研究所長のカンガルーと申します。


何かに邁進している面白いマッチョを研究し増やしていきたい、
自分もその姿を追求していきたいという想いで名乗っております。


「このまま同じ生活を続けるのは正直しんどいな」 とか
「何をしていいかわからなくなってる」 とか
そんな状態のひとに、このオモシロマッチョ研究所の存在を知っていただきたい。


葛藤も希望も全部飲み込んで
これに人生を注ぎたい、という情熱あふれる研究所です。


さぞやお前は面白い人間なんだろう
という問いは一旦無視したい。


なぜなら恐らく僕はオモシロマッチョの対極にいた人間で
人の目を気にして生きてきたからです。
ただしこれからどんどん面白くなります。


それを可能にしたオモシロマッチョ研究所の概念を
僕の自己紹介がてらお伝えさせてください。


オモシロマッチョ研究所ができるまで

カンガルーの生い立ち

都内のサラリーマン家庭で生まれ育った4人兄弟の一番下。
幼いころから家族の雰囲気、経済状況、他人の顔色をうかがい、空気を読む子どもでした。


社会人になってからはマナーという名のもと上司の機嫌をうかがい、
よっぽど仲の良い友人と以外は「何を話したらいいかなあ……。」
と常に考えていた人間です。


そんな生活を続けていると相手を優先すればするほど、相手との距離ができてしまうという打ち解けられない人間になっていました。


当然彼女もできません。特に高校は3年間片想いした挙句、
「ムリなもんはムリ!」と半分呆れられてフラれました。


そういった経緯から打ち解けられない、つまり本音が言えない状態になっていたんですが、
これは結構ツラいんですよね。そしてツラい原因がわからなかった。


このツラい状況を抜け出すには金を稼ぐしかねえ
と思い副業に取り組んだりもしましたが、
2年ほど取り組んでも大して成果は出ず。


本業の仕事に打ち込んでいたわけでもなかったので
仕事もやりがいというよりは、単調そのもの。
7秒ごとに木の板を機械に投入する作業を朝8時から夜8時までやってました。


できるだけ考えないように、何とか毎日を過ごしていました。


しかし残酷にも配置換えがあり
6秒ごとにベルトコンベアから流れてくる木の板を積んでいく作業(わかりにくいですが元の作業より10倍も単調)になってしまいました。
このとき人生で初めて身体から力が抜ける経験をしました。


人間関係も仕事もボロボロで
どうにも精神的にまいってしまったときに
自分を救ってくれたのが筋トレでした。


頑張って筋トレをするとツラさを忘れられた。
しだいに身体が変わって自信も生まれた。
いままで何を話題にしていいかわからなかった職場の人とも
筋トレを通じて色々話すことができて、笑いもとれた。
絶対にこれまでだったら見向きもされなかった女性と付き合うことができた。


僕が欲しかったのはお金の自由ではなくて、
人と本音で話して打ち解けることができて、
可愛い彼女もできるという人間関係の自由だった。
そんな純粋な気持ちに気付くことができました。


なぜオモシロマッチョ研究所を推奨するのか

僕が手に入れたのは、筋トレをやっていなかったら まず出会えなかった世界でした。
これまでの延長線上で副業をやって、たとえ上手くいったとしても、
そこで手に入るモノはきっと楽しくはなかったでしょう。


だって本質はひとと打ち解けられなかったり、好きな子と一緒にいられないことがツラかったわけで、お金を稼いだとて それは解決しないからです。


むしろ下手にお金をもっていたら 財力にモノを言わせて良くない人間関係を築いていたでしょう。そして傷ついて人間不信になって、そこで初めて僕が欲しいのはお金じゃない……。と気が付く。そんな大遠回りをかましていたかもしれません。


そんなこと心のどこかでわかっていたはずなのに、
なぜかその現実を見ないようにしていました。


たぶん自分の好きなものに突き進むのは怖かったからだと思います。
そんなことをすればスキルアップする時間がなくなるし、
稼ぎが増えないと好きな子とも付き合えないと思っていたし、
それよりなんとなく勉強やスキルアップしてれば安心だったから。


しかし不幸中の幸い。
僕はあまりにもやりがいのない単調な作業と、極度の孤独、
全身全霊で取り組んだ副業の失敗を通じて精神的にまいった。


もうこんなこと続けたくない。
いっそ筋トレで現実逃避しよう。
それが功を奏した。


社会一般に良いとされているスキルアップや収入アップは人生の答えではなく、
自分の好きなことに打ち込むことが答えなんだと気づいた。
それが打ち解けられない苦しさやモヤモヤを解決できるとわかった。


だから僕は同じように苦しい状況にある(大抵はツラい原因に気付いていない)人にこそトレーニングの良さを伝えたいし、やるからには本気で変えたい。


トレーニングを本気でやれば、身体を変えた土台が自分の中に宿る。
努力の土台があれば、自分の好きなことに打ち込む力が湧く。
そうすると身体がマッチョでかつ好きな分野に打ち込んでる面白いひとができあがる。すなわちオモシロマッチョが生まれてくるはずなんです。
その姿は打ち解けられないで苦しんだり、好きな子と一緒にいられないで苦しむ姿からは想像もつかないくらい輝いていると確信しています。


そこまで熱意を持って教えているひとはいないです。ていうかこんなこと大真面目に考えている人間は絶対僕以外いない。だからもし引っかかるものがあったら僕からトレーニング指導を受けてほしいんです。トレーニングだけでなくこれからやってみたい目標の話も僕にしてください。そういう会話をしたくて僕はトレーナーになりました。


設立からこれまでの歩み

とはいえ最初は自信がなかった

勢いトレーナーに転身した最初は自信がありませんでした。


確かに自分の身体は変えられた。
しかしそれは自分だからであって、他の人にも当てはめられるのだろうか。


ヒザ付きの腕立てが出来ない人、サイドレイズの姿勢で肩が痛くなる人、
実際に自分とは全く異なるひとたちと接するにつけ、その不安は大きくなりました。


教えを乞うにも色んな人がいます。
ホスト経験のあるトレーナーは売れるぞ! と明らかに僕の目指すトレーナー像とは違うアドバイスをくれる人や、とりあえずモテたい人にあおって売れ! とまるで情弱狩りを推奨するような人、どう考えても昔からコミュニケーション強者で全くまねできない天才型の人 もいました。


そして当時付き合っていた彼女にもフラれ、色んな方面で自信を失いました。トレーナーとして食事のアドバイスをしながらも不安に押しつぶされないために過食に走ってしまったことも一度や二度ではありません。実力を磨いたとて花開くかわからないこの職業をいつまで続けられるか、常に不安でした。


もしそんな精神状態で前の職場にいたら、確実にあきらめていたでしょう。
しかし不思議とあきらめることはありませんでした。


自分で選んだ道ということもありますし、何より僕には筋トレで身体を変えた、無理だと思っていたことを成し遂げたという経験があったからです。


実際に身体を変える作業は地道なものです。適切な食事量を割り出して日々実行していく、仕事の合間をぬって筋トレをする、誘惑にあっても適切な距離感を保つ。そして誰に褒められるわけでもなくやり続ける。それが半年たったころはじめて、誰が見ても変わったとわかるようになる。


自分には才能がないとか言い訳をせず、やるしかないと思って真剣にやりきった経験が、転職であきらめそうになった自分を支えてくれました。


やったことはひたすら地道。クライアントさんに伝えられなかった、動きのなかでわからなかったことを調べて明らかにしていく。骨格によって刺激が入らないのは何でなんだろうと調べて自分でも試しまくる。それを実行してもらうことの繰り返しです。


不意に大学生の研究室に所属していたころを思い出しました。
人間関係に疲れて一人近くの川で釣りをしていたとき、水面下に広がる水草や魚の様子を想像しながら仕掛けの位置を調整してました。上手いことハマるとちゃんと魚が釣れるのです。


筋トレはそれと通じるものがありました。身体はひとりひとり違うとはいえ、構造が変わるわけではなく、多少筋肉や関節の位置関係が変わっているだけです。そのズレを外部から見える範囲で想像し、種目のやり方を上手く調整してあげるとちゃんと狙った筋肉に刺激が入る。


昔と変わらないことをして、クライアントさんに貢献していることに無性に楽しさを覚えていました。


クライアントに生まれた変化

そうしたころ教えている人に変化が生まれました。
わかりやすいところでは身体の変化。


会社員の仕事をこなしながらベンチプレスも100kg目前のところまで来て、大会にも出場してくれました。開始当初は大会ほどガチでトレーニングをやろうとは考えていない、とのことでしたが、続けるうちにいまの自分には見えない世界を見たいとのことで、出場を決めやりきってくださいました。


その他にもトレーニング開始当初は肩に痛みがあり、肩トレどころではなかった人も、今はなんと 大会に出場したいんですけど……。と本音を打ち明けてくれ、一緒に目標に向かって歩んでいます。


一回一回のトレーニングで効果を感じてもらうことは、正直僕よりも優れた人はいるでしょう。それこそボディビルのチャンピオンに聞いた方がいいかもしれません。それでも内面に変化を起こせるかどうか、今の悩みに対して向き合えるかどうかという視点ではどうでしょう。


これまでの道に迷った経験だったり、対人関係にまで悩み抜き、今の生活の中で筋トレがとるべき優先順位。今後の人生の目標に向けて筋トレをどんな姿勢で取り組むべきか、そこまで考慮してアドバイスできるのは、日本広しといえど、オモシロマッチョ研究所の僕くらいだと思います。


さいごに

筋トレは手放しでオススメできるものですが、ただ漫然とやるだけでは効果が薄れてしまいます。効果が出ずにやっぱり駄目だった……。とあきらめる経験をしてほしくはありません。


僕自身は正しい努力がわからなくて、身体が大きくならず7年間も伸び悩みました。だからこそ人間関係にも人生にも伸び悩みを感じたし、多くの時間を無駄にしました。


いま読んでくれる人にはそんな遠回りをしてほしくない。だって過去の私と同じように悩みを抱えているあなたも僕のやり方なら救えると思うから。
これまで多くのことを試して経験してきました。その中であなたに合う方法を提案したい。そんな想いでこの研究所は運営されています。


一緒にオモシロマッチョ目指していきましょう。

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