GORE-TEXとは!?(ゴアテックス)
今日はゴアテックスについて書こうと思います。
ググると結構色々出てきますがその中でも簡単にしたいと思います!
このゴアテックス、聞いたこと、見たことある人や、もう既に持っている人もいるかと思います。
ひと昔前より色々な物にゴアテックスが使われる様になり、今では靴やカバンにも使われています。
最近知ったのはストレッチ性のあるゴアテックスなんですが、もう意味がわかりません!!
そんなゴアテックス、どう作られていて何がスゴイのか書きたいと思います。
簡単に言うと、水は入って来ないのに水蒸気は外に出す素材です!
これ冷静に考えるとヤバくないですか?
現在では
ノースフェイスの【Hy Vent】
パタゴニアの【H2No】
モンベルの【ドライテック】
ミズノの【ベルグテック】
三菱重工の【ディアプレックス】
等々…
各社色々作ってますね。
これどれも理屈は同じです。
つまりこれはゴアテックスはゴアテックス社が作っている生地なんです。
世界で最初に作られた防水、透湿素材。
それがGORE-TEXです。
それではゴアテックスとはとはなんなのかですが種類はありますが多くは3層構造となっていて
【外側の素材】
水を弾く性質を持つ素材が使われます。風やほこりに対しても強い素材である事が重要。
【内側の素材】
肌に近い生地で、水蒸気が直接触れる生地
【真ん中の素材】
ゴアテックスはココが1番重要で、ココがゴアテックスと言っても間違いありません。
この真ん中の生地の事を『ゴアテックスメンブレン』といい、3層生地を『ゴアテックスラミネート』と言います。
ゴアテックスには目には見えない無数の小さな穴が空いています。その穴は水滴は通さないけど水蒸気は通すと言う大きさです。
この為内側からの水蒸を逃し、外側の雨などは入れないというゴアテックスの特徴が出ます。
合わせて防風も兼ねていて、同じ理屈でゴアテックスメンブレンが風を通さないし、通ったとしても風と認識出来ない程小さな気体になってしまいます。
ちなみに原料は蛍石という鉱石で、この蛍石を硫酸で反応させるとフッ酸ができます。このフッ酸とクロロホルムを反応させた物質を熱分解するとPTEF(フッ素樹脂)の原料が出来ます。
このPTEFはいわゆるテフロンの事で、熱を通さなかったり、電気を通さなかったりする樹脂の事です。もともとは電気ケーブルのカバーとして開発されたものだそうです。
そして、ePTFE(eはエクスパンデットで伸ばしたPTFEという意味)を現在のゴアテックス社が開発。そのePTFEこそがGORE-TEXメンブレンの事です。
3層構造にしなくてもメンブレンだけでも生地作れるじゃないないかと思いましたが卵の薄皮や湯葉と例えられるくらいの薄い生地の為生地として強度をつける為にも3層にする意味があるそうです。
えーっと、意味わかります?
まー作り方はなんとなーくでいいと思いますが、とにかくゴアテックスファブリックはとにかくすごい生地なんだなって事ですね!
雑なまとめですが!
これ蛍石です。
途中理系になりましたがよく見るゴアテックスはこんな構造でした。
ケア方法、保存方法等もっと話はありますが今回はココまで。
また書きまーす!
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