ボタンダウンシャツのできるまで
今回はボタンダウンシャツについて解説していきたいと思います。
シャツの襟(カラー)の形状っていくつかありますが襟先にボタンが付いている仕様のものを【ボタンダウンシャツ】といいます。
それでは何故その様な名前になったのかですが。
襟がめくれいる、上がっている状態をアップ。
めくれていない、下がっている状態をダウン。
そう捉えている事で、ボタンによって襟がダウンしているから【ボタン•ダウン】と言うわけですね。
それではボタンダウンシャツが作られるまでの話です。
1900年頃にアメリカで生まれたのがこのボタンダウンシャツです。
(やっぱアメリカ!)
当時は【ポロカラーシャツ】という名称で販売されていました。販売していたのはあのブルックスブラザーズの創業者の孫であるジョン•ブルックスでした。
彼はイギリスのポロ競技の試合を観戦している際この仕様を思いつきました。当時のポロ競技用のユニフォームは顔に襟が当たらない様にボタンがついていたのです。
そこから着想を経てボタンダウンシャツが生まれます。
(ブルックスブラザーズでは敬意を払って今でもポロカラーシャツと呼んでるらしい)
【ポロシャツの歴史】でもポロ競技は出てきました。
このボタンダウンシャツ、今ではブルックスブラザーズの代名詞ともなっています。
引用 NEWYORKER magazine
ボタンダウンシャツですがレギュラーカラー(通常の襟)との違いは当然ボタンの有無ですが、ボタンを付ける事で襟にロールと呼ばれる曲線を描く事が最大のポイントです。これによりレギュラーカラーはネクタイを絞めなければ横に広がってしまいますがボタンダウン襟がコンパクトに収まります。ニットの重ね着等する時が1番わかりやすいかもしれませんね。
さらにはネクタイなしの1枚だけでも様になるというのもこのボタンダウンシャツの良さでもあります。
最後にこのボタンダウンシャツですが、「B•Dシャツ」や「B•D」なんて言い方もしますので知っておいてもいいかと思います。
(なんか知ってる人っぽい笑)
こんな感じ、渋いですよね。
個人的にはこの雰囲気が好きです。
デニムにローファー、ボタンダウンシャツにブレザーみたいな感じです!
では、今回はボタンダウンシャツが出来るまででした!
それではまた書きまーす!
#ファッション雑学
#ボタンダウン
#ブルックスブラザーズ
#B •D
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