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カナダのカレッジに通ってみて

2018年の9月から2年間、カナダのトロントにあるHumber Collegeに通っていました。パンデミックの始まる直前だったので授業はオンラインではなかったのですが、どんな感じだったかご紹介したいと思います。

コース

私はMultimedia Design and Developmentという、2年で浅く広く色んなことを実践するコースに入りました。コースの内容の一部を以下の列挙します

・イラレやフォトショを使ったアイコンデザイン、Webデザイン

・アフターエフェクトを用いたモーショングラフィック

・HTML, CSS, JavaScript, PHPでのWebサイト制作

・UX, ユーザーリサーチ, タイポグラフィ

・ビデオプロダクション、オーディオプロダクション

なぜこのコースにしたかというと、特定のカレッジで2年のdiplomaを卒業するとカナダでその後3年のワークパーミットがもらえること、2年の最後の1ヶ月はインターンをすることになっており学生ビザだけではなくCoopパーミットももらえたこと、フロントエンドの勉強がしたかったからです。

良かったこと

海外留学は初めてだったのですが、学んだことが就職後に活かされてるかは別としてシステムや授業自体は割と満足度が高いです。

まず1クラス30人ほどの少人数制で、課題のいくつかには必ず自分の制作したものに対するプレゼンになります。よって、いつもプレゼンの練習をすることになりますし、必ずプロフェッサーからフィードバックがもらえます。(プロフェッサーは割と熱心な方が多かったです。メールでの質問にも受け付けてくれましたし、就活の相談にものっていただきました。)また課題のいくつかは必ずチーム制作なので友達もできます。(私の場合、できた友達は全員アジア人でしたがw)

次にこのコースは最後の1ヶ月間はインターンをしないと卒業できないコースになっているので就活の準備を手厚く手伝ってくれます。レジュメやカバーレターは何度も添削してもらいましたし、面接の練習もしてもらいました。ポートフォリオ制作の授業もあって、それに対してのフィードバックも何度ももらうことができました。ちなみに私のポートフォリオはこちらです。

留学生も20%ほどいるようなので、留学生へのサポートも充実していました。ビザに関する質問もいつでもでき、無料でマンツーマンの英語の添削や英会話の練習もできました。

デメリット

授業料は高いです。CA$34,000(日本円にして約272万)以上は支払ったと思います。Domestic studentだったらこの5分の1くらいの授業料です。あとはDomestic studentは10代から20代前半の若い人が多いイメージです。30近い私は10代のカナダ人学生とは友達になることはなかったですw

それ以外にこのコースのデメリットとしては上記にも書いたように、浅く広くなので、正直これは絶対に将来使わないな.. と思う授業も数多くありました。

まとめ

今まで海外留学経験のない人や英語力にそこまで自信のない人にとって、カレッジは敷居が低くカナダでの生活をスタートさせるのによい場所だと思います。(ただパンデミック期間中にはオンラインでの授業だと思うのでここまでのメリットを享受できるかわかりませんが)

留学準備についてはこちらをご参照




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