仕事の幸福度を高める心理学

まず最初に、こんな質問をさせてください。

「あなたは、今の仕事に幸せを感じていますか?」

さて、この質問に即答で
「はい」
と答えられなかった人。
少なからず、いると思います。

でも、安心しください。

今の仕事に幸せを感じていなくても、
仕事の幸福度を高める方法があります!

そこで今回は、「仕事の幸福度を高める心理学」について

話していきましょう。




仕事とは?

そもそも仕事とはどんなことを仕事と呼ぶのでしょうか?

一般的な答えでは、
「生計を立てるため(生きるため)」
と、言われています。

ですが、仕事はこれだけではありません。

・ボランティア活動
・勉強
・育児
などを含む

"1日の大半の時間を費やしていること"

が仕事です。
"心から好きで毎日していること"も含まれます。


あなたを作りあげているのは"仕事"

人の人間性とは、どうやって作り上げられていると思いますか?

・人間関係
・環境
・性格
などが思いつくでしょうか?

もちろん、これらは当てはまります。

では、この人間関係、環境、性格が1番長く関わることとは、なんでしょうか?

もしかしたらもう既に察している方もいるかもしれませんが、

人は、"仕事"から人間性を作られています。

つまり、"最も多くの時間を費やすこと"がその人を作り上げているのです。


3人に2人は週末のために仕事をしてる

自己分析ツールで有名なストレングスファインダーを開発したギャラップ社の研究で、

「3人に2人は、毎日仕事が終わるのを待ち望んでいて、週末のために仕事をしている」
ということがわかりました。

そもそもこの研究は、「仕事に熱量を感じてない人」が世界的に多いことから、「仕事に熱意を持っている人」との違いを考察するために行われました。

具体的にギャラップ社は、会社員の協力者168人に対して、

・熱量の度合い
・心拍数
・ストレスレベル
・1日の各時間帯の感情の動き
をデータ化にし、考察しました。

そして、もう1つ、「3人に2人は、毎日仕事が終わるのを待ち望んでいて、週末のために仕事をしている」という結果以外に、面白い結果も出たのです。

それは、「仕事に熱量を感じてない人」は、朝出社し仕事を始める瞬間に、仕事に関係のないことから(SNSを見る、トイレへ行くなど)体験していることが明らかになりました。

一方、「仕事に熱量を持っている人」は、朝仕事についた瞬間から終わるまで、

・幸せだと感じる度合い
・仕事に対する興味関心の度合い

このふたつが大幅に高いということも分かりました。


仕事への熱意が健康状態をよくする

心理学の研究で、

"仕事に熱意を持てば持つほど健康状態がよくなる"

というデータがあります。

仕事に対する熱量が増すほど、
・血中のコレストロール
・中性脂肪(トリセルグリド)
のレベルが減少することが分かりました。

逆に、仕事に対する熱量が弱まると、血中のコレストロールと中性脂肪のレベルが増加します。

(もしかしたら、歳をとって太ってくるというのは、仕事への熱量が低いという理由もあるかもしれませんね.......。)

この他にも、
・鬱病のリスクが低い
・長生きする
・心臓病のリスクが減る
なども研究で明らかにされました。


仕事の幸福度を上げることは、健康状態を維持するためにも、重要なことかと思われます。



仕事の幸福度を高める方法とは?

さて、仕事に熱量を感じてない人と熱量を持っている人の違いを説明しましたが、具体的に、仕事の幸福度を高める方法はどんなものか?

その方法をこれから、紹介していきましょう!



仕事の幸福度を高める方法はたった1つ

仕事の幸福度を高める方法は、
ズバリ

自分の「強み」を使うこと

です。

仕事に熱量を持っている人には、いくつか共通点がありました。

その中でも重要なのが、
「毎日、自分の強みを使う機会がある」
ということです。

人は、自分の弱みや失敗だけにフォーカスするよりも、上手くいっていること、できていることなど、自分の強みに意識を向ける方が、多くのことを学び成長します。

ちなみに、この強みを言語化させたのが、ギャラップ社で開発された"ストレングスファインダー"です。

自分の強みを活かして仕事をしてる人と、自分の強みを活かせずに仕事をしてる人を対象に、ギャラップ社が調査したところ、面白い結果がわかりました。

自分の強みを活かして仕事をしてる人は、週40時間の業務時間を楽しんでいます。
しかし、自分の強みを活かせずに仕事をしてる人は、週20時間までは元気に働けるが、20時間を超えたあとは、働けば働くほど疲れてしまう。ということが、分かったのです。

もちろん、好きな仕事をしていても疲れてしまうことはあります。
実際、好きな仕事をしても週60時間以上は疲れてしまいます。(身体的な部分)

ですが、週20時間しか仕事をしてないのに疲れてしまう場合は、強みを活かしきれていないからでしょう。

その時は、自分の強みが活かせる仕事を探す方がいいかもしれません。


仕事の幸福度を高める3つの習慣

以下の3つを意識して、仕事に取り組めば、仕事の幸福度が高まるでしょう。

①自分の強みを活かせる仕事を組み立てる

②自分の成長を応援してくれる人を見つける。その人に自分が成し遂げたい目標を伝えてサポートしてもらう。

③職場の仲間、チームメンバーと一緒に楽しむ時間を持つ。
お互い相手に関心を持って、相手のことを知ろうと努める。

習慣が当たり前になるのは、人によって違いますが、平均で21日間(3週間)と言われています。

焦らずゆっくりやってみてください。


まとめ

仕事の幸福度が高い人は、自分の強みを活かすことで、

・毎日が楽しい
・多くのことを学び成長する
・仕事や人間関係に恵まれる

このような充実した日々を送っています。


そこで今ここまで読んで頂いた方の中で、もし、「自分には強みなんかない.......」と思った方。

そんなことを思わないで欲しい。と心から願います。

世界の全ての人には、自分だけの強みを持っています。

ですからぜひ、自分の強みに目を向けて、その強みを活かせるように、3つの習慣を取り組み、仕事の幸福度を高めてください。

自分の強みを知りたい。という方は、Twitter(@ayato_gid)でお問い合わせください。
僕が一対一で全力であなたの強みを見つけだします。

それでは、最後まで読んで頂きありがとうございます!



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