Oculus Quest「出荷時設定にリセット」と「Virtual Desktop」復帰の備忘録

僕はOculus Quest + Virtual Desktop とうい環境でVRChatをしていますが、不具合解消を試みるために何度となく「出荷時設定にリセット」をせざるを得ない状況を経験しました。これ自体は頻繁にやる事ではないので、いざリセットとなると僕は毎回同じようなところでつまづきます。

リセット自体は至ってシンプルですが、SideQuest経由でVirtual DesktopVRChat用に使えるように現状復帰させる作業で「あれ??つながらない!?」ってよくなるので、そのための自分用の備忘録です。また僕と同じようにつまづいて困ってる方々へ共有したいと思います。

注意事項としては、このリセットを行うとヘッドセット内のインストール済みゲームやパスワードなどの情報が全て消えます。またWifi設定や開発者モードも全てリセットされ再設定が必要となります。なお購入済みのものはライブラリに残っていてアプリから再インストールできますので心配はいりません。


一応リセット手順
アプリだけで出来るので簡単です。

①Oculusアプリを更新しておく。ヘッドセットの充電はしておいた方がいい。バッテリーが少ないならUSBを挿したまま行う。

②アプリを起動し右下の「設定」歯車ボタンを押す

③一番上の「Oculus Quest xxxxxxxx(英数字)近くにあります」で該当するヘッドセットを選択する

④「接続済み、バッテリー〇〇%」とか表示されたら、少し下の「… その他の設定」を押す

⑤「出荷時設定にリセット」を押す


「Virtual Desktop」復帰手順

①アプリの指示通りにOculus Questのペアリングを完了し、ガーディアンの設定等を済ませ、起動できる状態にします。アプリが全ての手順を指示してくれるので操作説明は割愛します。

②アプリ上部の「ライブラリ」(本のアイコン)から「Virtual Desktop」を再インストールします。これだけではVRChatで使えません。

③アプリ右下の「設定」歯車アイコンを押す

④一番上の「Oculus Quest xxxxxxxx(英数字)近くにあります」で該当するヘッドセットを選択する

⑤下の方に「… その他の設定」が出たら押す

「開発者モード」を押し有効にする(重要)

⑦USB3.0ケーブルでヘッドセットとPCをつなぐ

⑧ヘッドセット内で設定を有効にしても良いかという旨を聞かれるので「有効」にする

⑨PC側でSideQuestを起動する。使用頻度としてだいたい毎回更新が入ってデスクトップにショートカットが増える。

⑩SideQuestの画面左上のタイトルバーのマークが緑色になって接続されているのを確認。僕は大体この辺で引っかかります。丸印がオレンジだったり赤だったりして、ダウンロード出来なかったり、ヘッドセット上のアプリの書き換えタスクが完了出来なかったりします。

確認事項
・しっかりUSBが刺さっているかとかの確認
・開発者モードになっているか確認
・ヘッドセット内で何かメッセージが出てないか確認
・ヘッドセットを再起動したりUSBの抜き差しでメッセージが出ないか確認

設定がひとつでもNGならインストールが完了できません。重要なのはアプリとヘッドセットの両方で「開発者モード」が有効になっていることです。

⑪接続が確立できてタイトルバーのマークが緑色になったら、SideQuest内の検索から「Virtual Desktop」を探します。見つけたらそのページを開き「INSTALL LATEST」ボタンをクリックするとタスクがスタートします。

⑫タスクが完了して、実行中のタスクが0になったらヘッドセット側を確認します。

⑬ヘッドセットで「Virtual Desktop」を起動した際、左下のVersionナンバーの後に「(Sideloaded)」となっていれば見事成功です。

お疲れさまでした。



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