今回のRe:Q 2023梅雨について

今回のRe:Qについて

いろいろアンケートで感想いただきました。特殊な回でしたし頂く意見は非難轟々、私も「覚悟」を決めてアンケートを送り、感想を見させていただいたのですが、思っていたよりも肯定的な意見が結構あったというのが実際のところです。この問題が面白かった、特殊であるがゆえに自分と合っていて面白かった、あまり大会出たことなかったけど今回出てみて楽しかった、次回もぜひ出たいなどの意見をいただきました。ひとまず次回もやるというモチベーションは自分の中では確保できました。本当にありがとうございました。
また、この後いろいろ言ってしまいますが、私の運用方法がまずかっただけでカフェテリア方式の問題自体はなかなかの評判を得ています。これから企画に参加される皆様については是非楽しみにしていただければと思います。

しかし!それでも自他ともに認める擁護できない点がいくつかあったのでその辺について自戒をこめてちょっと文章を書き残しておこうと思った次第です。

1.自分の順番を飛ばされた参加者がいた

事件は予選で起こったのですが、参加者がそろっていないにも関わらず私がクイズを開始してしまったことが起こってしまいました。後から聞いた話だと「その時ちょうど仕事の電話に出ていた」との話を聞きました。身勝手なことを言わせていただければ「それでもクイズ中に席を外すならスタッフに一言あって然るべきだろ」とも思うのですが、Re:Qのルールが参加者が目まぐるしく参加者が変わるルールであるため、普段の大会以上に「クイズ中にちょっとお手洗いに行く」とかがしにくいルールであること、そういったことを私が注意書きに書いていなかったこと、何より私が参加人数を把握してから開始していれば防げたミスであることから、このような事態を予見できなかった私のミスであり、仕組みで改善すべきケースであると考えました。

まず行うべきは「開始前に参加人数を数えてからクイズを開始する」ことを意識すること、まずこれで大半の事故は防げると思っています。
その上で、ルール表に「1ラウンド中に目まぐるしく参加者が入れ替わる関係上、ラウンド中に抜ける際は一言言ってほしい」ことと、「それでも参加者が自分の番になっても現れない場合は3分ほど待ったうえでクイズを開始する」などを周知することを次回から取り入れたいと考えています。

今回の件でふと思ったのですが、「2コール以内に電話に出ないと〇される上司からの電話がかかっていて、なおそれが重大な話で10分以上通話が伸びてしまった」とか、「急に腹が痛くなって5分以上トイレにこもりっぱなしになる」が「自分の番の直前」に起こる、というのはごくわずかとはいえ起こり得るケースだとは思うんですが、皆さんどうしてるんでしょう?良ければ自分の大会の場合の事例等教えていただけると嬉しいです。

2.問題に難アリ

1点先に運営に対する文句を言えば、月末に出すって約束した問題の確定版の提出を大会当日の午前に出さないでください!この項終わり。

周知のとおり、今回の問題は「カフェテリア方式」と呼ばれる問題で集めたものであり、私がRe:Qに合わせて作った問題ではありません。しかし、私は元々「Re:Qは何人かで(ある程度の括りはありつつも)自由に問題を作ってもらい、この問題は自分に合っていた!などという偶然の出会いが起こることを期待したオフロードな問題群」というものを志向していて、今回のカフェテリア方式で集まった問題も「オフロード感が強すぎるけど、それゆえに今まで起こりえなかった正解という偶然に出会えるかもしれない」という期待も込めていただいた問題そのままで大会を実施しました。

・・・しかし事前フリバでも感じていたのですがまず問題が難しかった。「私がクイズ弱いからわからないだけで、ELITEに出るような人なら正解が出るはずだ」という思考放棄をしていたことは否めません。私とてクイズの実践から離れたとはいえ過去はSTUペーパー通過とかした人間なので、もう少し問題難易度の肌感覚を信頼すべきでした。
また、そのような問題に対してRe:Qの1〇1×ルールは非常に相性が悪い。ベタ問反射ゲーム+地雷を踏んだらサヨウナラなゲーム展開になりがちで、やっている側も大変+面白みに欠けていたと思います。
そして正誤判定も非常に雑だった。私はここ数年は裏方作業に徹していて自分で問題を読み、正誤を下すという重みのある仕事をどこか舐めていたというのを実感させられました。問題が特殊なものが多いからこそ、しっかり下調べをするべきだった、そしてそれは(並び替えはできていなかったけど)問題自体は見れていたのだから自分でもっとチェックすべきでした。正直自分の判定の如何によって結果が変わったケースが今回はめちゃくちゃ多かったと思います。全員が納得いくようなクイズ結果にできなかったことに関して深くお詫び申し上げます。
(また、これに関しては問題の精査をする時間をもっととることで改善できる点だとも思うので、次回も関わることになったらスケジュール管理についてその辺言っておこうと思います。)

その上で2点。
まず、「カフェテリア方式」は試みとしては大変面白かったので、次回も機会があれば実施してほしいと考えています。しかしながら問題の精査の時間・出題数のバラツキ・問題作成についての提言(出典書いてなかったり別解を書いてなかったり・・・)はご一考いただければと思います。できれば自分ももう一度関わりたいな・・・とは思っているのですが、その場合で自分が大会を開催する場合はまずルールは大きく変えようと思います。今回のような問題群ならエンドレスチャンス付きとかn〇m休ルールとかの方が向いていると感じました。この辺は次回があったら再考していきたいと思います。

そして次回開催が決定したRe:Qですが、まず問題傾向は元に戻ります。(すでに売ってる問題集見てもらえればなんとなくの感じはわかるはず)その上で「自分が欲しいと思っている問題群」をスタッフにしっかり示したうえで作問を進めてもらおうと考えています。この辺のことは次回は前もって公式ブログで告知出来たらなと思っています。すでにある程度案は自分の中にありますし、もう作問を始めています。あとは手伝ってくれるスタッフの意見を取り入れながら進めていきます。

言いたいことは一通り書き終えました。Re:Q自体は恐れ多いほど過大な期待を持っていただいている、楽しみにしていただいている方が自分の予想以上にいるということを改めて感じさせられました。
これからも改善・進化させていきたいと思っていることは自分の頭の中にいくつもあります。また皆さんが「クイズが楽しめる場として参加したいな」「たまにはクイズ大会出てみようかな」と思っていただけるような大会づくりができるよう、微力of微力ながら力を尽くしていきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

あと、これを見ての感想等も大歓迎です!DMとかもらえると嬉しいです。

P.S.アンケートまだ出してない人は是非書いてね!

綾take


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