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Life with music



昔友達が書いた「自分の人生の特定の時期と結びついた曲を紹介する」という趣旨の記事が面白かったので、パクります。




『世界が終るまでは…』(WANDS)

中3の終わりから高1にかけて聴いていた曲。
それまでは音楽を聴く習慣が染み付いていなかったので、この曲が人生で初めてハマった曲かもしれない。

当時よく見ていたストリーマーの方がこの曲のことを配信中話していたのがきっかけだった。のちにアニメ『Slam dunk』の2期EDテーマであることを知り、これを聴くためだけにスラダンを見始めた。今となっては漫画を全巻揃えるほどのファンになった。

今になって振り返ると、この曲が自分の音楽の原体験になっている気がする。これ以降90年〜2000年代あたりのJPOPを好んで聴くようになったし、中でも比較的落ち着いたメロディの曲にハマるようになった。


『Beatiful Word(Da Capo Version)』(宇多田ヒカル)

『シン・エヴァンゲリオン』のEDテーマ。
シンエヴァといえば一般的には『One Last Kiss』だが、個人的にはこっちの方が印象に残っている。

エヴァとの出会いは中2の頃で、シリーズの完結が高1の終わりだったので長い期間触れていたわけではないが、それでもエヴァの記憶は心に深く刻み込まれている。
新情報が出るたびに一喜一憂したり、延期するたび落胆したりと、作品外でも色んな意味でワクワクさせてくれたのはエヴァだけだった。

最終作のシンエヴァの公開は学期末試験3日前だったけど、そんなことには目もくれず公開初日の放課後に一目散に渋谷のTOHOシネマズへ向かったのを今でも憶えている。
そしてエンドロールの最後に流れたのが『Beatiful Word』のアレンジだった。原曲が新劇場版:序のEDテーマだったので、劇場でこの曲が流れた瞬間今までのエヴァとの思い出が走馬灯のように駆け巡った。

恥を承知で言うならば、シンエヴァはエヴァファンにとっての「卒業式」だった。卒業式で歌った合唱曲がいつまでも心に残り続けるように、自分もこの曲が青春時代の思い出として残り続けているのだ(キモすぎ)


『終わりなき旅』(Mr.Children)

受験期の終盤、塾の帰り道に毎日聴いていた曲。歌詞の一言一言が当時の自分の心境や境遇に刺さりまくって、塾帰りの達成感をこの曲と共に噛み締めながら帰路についていた。ここまで歌詞が刺さった曲は、後にも先にもこの曲しかない。

難しく考え出すと結局全てが嫌になって
そっとそっと逃げ出したくなるけど
高ければ高い壁の方が登った時気持ちいいもんな
まだ限界だなんて認めちゃいないさ

特に好きなフレーズ。当時、自分は本当は何がしたいのか分からなくなったり、落ちた時のことを考えて怖くなったりすると全てを投げ出したくなる時もあったけど、この曲を聴いているとそんな自分と同じ目線で共感してくれて、自分を鼓舞してくれるような気持ちになれて立ち直ることができた。

今でもこの曲を聴くと、当時の心境や帰り道の街並みが鮮明に思い起こされる。



思ったより長くなってしまったのでこのくらいで!最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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