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1日イラスト上達法をやってみた


はじめに

9月上旬、同人誌即売会の原稿〆切が近づいている中、白紙の原稿のみが目の前にあった。

「どげんとせんとあかん」

そんな意志にラフスケッチを量産すべく、以前から気になっていた「1日イラスト上達法」に手を染めました。

1日イラスト上達法とは

某Youtuberのさいとうなおきさんが提唱している上達法の1つで、1日13時間ラフを描き続けるというものです。

休憩や食事は適宜取って良いですが、ラフを描き続けることにより、10時間経過した頃合いからアイデアを形にしていける状態になれるということです。

詳細は動画やイラスト最速上達法という書籍で紹介されてますので、ぜひそちらをご覧ください。

準備

では、13時間ラフを描き続けてください!と言われても1日24時間という制約があるわけでして、タイムスケジュールを考えれば……と実施前日に検討しました。

  • 8時起床

  • 9時〜13時ラフ実施(4時間)

  • 13時〜14時休憩

  • 14時〜19時ラフ実施(5時間)

  • 19時〜20時休憩

  • 20時〜24時ラフ実施(4時間)

  • 25時就寝

準備段階時点で平日のお仕事よりも過酷なワークだと気付きました。いやいや、それでもやったるで!と始めたのです。

やってみた

前半戦

まずは朝8時半に起床(1敗)
朝食を取ったりして、9時半からスタートします。
手始めに参考イラストを元にポージングを描いていきました。
なるべく全身のものを描きたかったですが、質より量だと目についたものを片っ端からスケッチしていきます。

ウォーミングアップが済んだかな?と思った時点からキャンバスをイメージしながらラフスケッチを描いていきました。
今回の原稿で検討しているテーマとして、「喜怒哀楽」と「デート」を彷彿させるようなものを妄想しつつ、描いていきました。


後半戦

脳はすでに疲弊していましたが、引き続き描いていきます。検討時点では19時からの休憩を考えてましたが、脳が糖分を欲していたがため、18時からの休憩に変更。19時から24時までの戦いに挑みました。

終盤だと自分のインプットのなさに嘆きながら、ポージングを改めて描いていく方針に変え、終了となりました。

やってみた感想

  • 13時間の時間の確保に苦戦

  • 自分自身の知識量の少なさを実感

    • 意識してインプット/アウトプットせねば…

  • 身体にペンが馴染んでくる

  • 眼精疲労とアイデア枯渇との精神的戦い

  • 単純に「今の自分の限界へ到達する」きっかけに過ぎず、そこからの展望は自分次第

おわりに

習慣的にイラストを描いてない人にとっては、良いきっかけになる上達法だと思いました。
画力が伸びるぞ!っていう感覚ではなく、PDCAのCheckに近い感覚でした。その次のActionに対して、どれだけ貪欲に進められるか?が鍵だと思います。

原稿着手したことがあり、〆切ギリギリまでどたばたする方々は〆切ギリギリの感覚とほぼ等しいものになりますので、リピートはしないんだろうな…と思いました。
ともあれ、継続的に描き続けるがやはり上達の近道なのかもしれません。

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