失点伐倒

アメリカの言いなりなのに
中国に土地を漁らせて
ロシアにも島を返せと言われてる
小さい島国に流れる挽歌が
誰にも聞こえはしませんか?

儲かる事しか考えてない人間に
出来ることなど何も無い。
骨の髄まで飲み干して
枯れて果てる心魂が
誰にも見えては居ませんか?

一つ一つの点と点が
紡ぎ繋がれ歴史と成る
失われてしまった、その一点が
この国の、この世界の
伐倒を加速させる。

愛すべき故郷も
信頼すべき仲間たちも
守りたい家族も
貫きたい信念も
無慈悲なまでに押し流される

こんな時代だからこそ
私は生きる事を諦めたりはしない。

それでも、とても怖くて
不安で、ひしひしと感じる
この冷たさが
ナニモノから発せられる温度なんだろう。


私達の為に謳われるレクイエムは
よもや哀歌なのかも知れない。

誰の声とも解らない
声の主人には聞こえるだろうか。
否。
放たれていない音を
感じる術は
無いだろう。


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