タンス預金してるけどこれって良くないのか?

タンス預金って聞いた事があるだろうか?
銀行に預けていないお金のことである。

私はとある慶事で頂いたお祝い金をずっと銀行に預けずに現金で持っていて、時々そこからお金を使ってしまった場合に使った分だけ銀行から新たにお金を下ろして足している(現金で持っている金額が変わらないように調整している)。

また、小学4年生のころから500円玉貯金をしている。
これは気が向いた時に財布を見て500円玉があれば貯金箱に入れるというシンプルなルールでやっていて、30歳を目前にした今、ぱっと見で12~13万円分くらい入っている。

(※100円均一で買った「満杯に500円玉を入れると30万円になるよ!」の貯金箱を使っていて、今大体半分ちょい少な目くらいのまで貯めている。)

さて、これらのタンス貯金いざとなったときに手元に現金があるというメリットはあるが、良いことばかりではないはずである。
そう思って調べるとやっぱりタンス預金ってデメリットがあるよね、という事が分かった。

災害で消失するリスクがある

地震で建物が倒壊して現金を失ったり、火災で現金(この場合は紙幣)が燃えてしまう可能性があるが、
火災保険・地震保険では現金は補償の対象外である。
ちなみに銀行にお金を預けていればもし災害の被害にあったとしても守られる。

保管場所を忘れて失くすリスクがある

災害が起きなくても気づかないうちに失くしてしまうリスクもある。
保管場所を忘れてしまう事だ。

実は私も子供のころ「忘れたころ掃除している時に見つけたら嬉しいから」という理由で、お年玉を辞書に挟んだり引き出しの中に入れたりしていた。

その効果があり実際時々机を掃除した時にお札を見つけて喜んだりしていたが、もしかしたら実家に行けばまだ見つかっていないお金があるかも・・・

盗難にあうリスクがある

当たり前っちゃ当たり前だが、タンス預金は空き巣や強盗に入られるというリスクがある。
これを真面目に防ごうと思ったらそれなりの金庫を用意する必要がある。

インフレで価値が下がるリスクがある

インフレが起きると、紙幣の価値は下がる。
というのも、仮に100万円のタンス預金を持っているとして、将来それが今の世の中で100万円の価値があるものに使えなくなる。

例えば(私の場合事実であるが)、ハワイ旅行のためにタンス預金でお金を貯めているとして目標額を30万にしても、それが30万円貯めれたときにはハワイ旅行の相場が50万円になっているという感じ。

どうしてこのようなことが起きるかと言うと、タンス預金には利息や運用益がつかないためインフレに柔軟に対応することができないから。

ちなみに日本は2022年からは円安と日本銀行の低金利政策によりインフレに拍車がかかった状態である。

ではタンス預金はやらない方がいいのか?どうしたら良いのか?

タンス預金をするのであれば数十万円程度にしておく

冒頭に述べた通り、非常時に現金が手元にあると助かるのは確かである。
そのため、そのような場合に備えて数十万円程度の現金を持っておくことは良い。
またその場合は簡単に持ち運ぶことが出来ない金庫に入れておくのが良い。

投資に回す

タンス預金は数十万円にしておき、それ以上にお金を貯める場合は投資に回すのが良い。
特にインフレの対策策で投資をするなら、長期投資と分散投資が良いとされる。
これらの話は今回の話題とはズレるのでまたの機会に自分の投資について話したいと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?