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ホジャイノフの『木枯らし』

今回のショパンコンクールで、ホジャイノフ氏が弾いたエチュード『木枯らし』に心を奪われました。

彼の『木枯らし』は、彼の故郷であるシベリアの身を刺す寒さを想像させるもので、彼以外のコンテスタントとは明らかに別物でした。

他のレパートリーもそれは個性的な演奏で、もしかしたらコンクールには不向きだったのかもしれません。

第三次予選で敗退してしまったのですが、彼の演奏が忘れられず、YouTubeで繰り返し聞きました。

年末に来日すると知り、生演奏を聴ける!と心待ちにしていたのですが、コロナ変異株発生による水際対策で、来年5月へ来日延期となりました。でも、親日家と言われているだけあって、来日中止にしなかったのはありがたい。また息を呑むような演奏を期待して、初夏を待ちたいです。

第一次予選で演奏した『木枯らし』はこちら↑(頭出ししています)

ホジャイノフ氏のYouTubeチャンネルの演奏と聴き比べ↑

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