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故郷新潟市でサイン会&トークショー

2022年10月16日(日)14時より。
故郷、新潟市で、同じく新潟出身の作家、桜井美奈さんと、サイン会&トークショーをおこないます。
イベント会場は紀伊國屋書店、新潟店です。
参加方法などの詳細は紀伊國屋の告知ページで。

東京や大阪では何度かサイン会をやったことがあるのですが、地元では初めてです。
デビュー13年目にして、初の故郷サイン会なので感慨深いです。

しかも、今回は二つ、面白い特徴があります。
まず、故郷開催のお祭りということで、既刊(42冊)すべてが対象になります。新潟店に在庫がある本にはなってしまいますが、お好きな本で。

そして、二つ目。
こんなサイン会の形態、聞いたことがないのですが。
なんと桜井美奈さんと僕の既刊をお持ち頂くだけで(書店で本を買わなくても)サイン会に参加して頂けます。

場所を用意し、時間をかけて準備して頂くので。気持ちとしてはお店で本を買って欲しいですが、在庫がない昔の書籍でもサインを書きますので、ぜひ、一番好きな本を持ってきて下さいね。

新潟という街は、新潟以外からのアクセスが悪いです。
正直、何人来て頂けるか不安な部分もあるのですが、逆に、お一人お一人とゆっくり話せる機会にもなるのかなと思っています。


桜井美奈さんは電撃小説大賞の3年後輩になります。
個人的なオススメも参考までに。
お越し下さる方は、ぜひ、彼女の本も読んでみて下さいね。

20万部を突破したという去年の超話題作です。
タイトルはセンセーショナルですが、決して猟奇的な話でも、暴力的な話でもなく、桜井さんの優しさで料理された物語です。


コミックが第24回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞しています。
そこに着目するのかという驚きもある素敵な物語です。


日本で最も応募総数が多い新人賞。
我らが電撃小説大賞の大賞受賞作です。
(僕のデビュー作『蒼空時雨』は選考委員奨励賞なので、彼女の賞金は20倍)
言わずもがなの傑作です。


閑話休題。

新潟というのは、体感で98%の人間がフットボールに関心を持っている政令指定都市です。普段、ワールドカップくらいしか見ない人も、皆、アルビレックス新潟の動向を気にしています。
今は奇しくもアルビレックス新潟が19年振りの昇格、J2優勝に向けて盛り上がっているタイミングですね。
5、6年前に東京に仕事場を借りまして。
コロナ禍になってからは、ほとんど新潟に帰れていなかったのですが。
紀伊國屋書店の店長さんから連絡を頂いた時、「綾崎さん。10月にアルビレックス新潟の試合を見に帰って来ますよね? お時間があったら桜井美奈さんと一緒にサイン会をやりませんか?」と言われまして。
新潟県民の気持ちをよく分かっていらっしゃると感動しました。

そりゃ帰りますよ。
19年前もアルビレックス新潟のJ1昇格と優勝を現地で見ました。
今年はDAZNで全試合観てきましたが、やはりエモーショナルな瞬間は現地で感じたいです。


実は、今回のイベント、ポプラ社の皆さんにも助けて頂いています。

僕の担当編集者も「応援に行きたい」と言って下さったのですが、担当さんは16日の都合がつかなかったらしく。15日にして欲しいと頼まれたんです。でも、その日はアルビレックス新潟の試合がありますからね。絶対に無理ですと、フットボール魂で毅然と断りました。
新潟で、アルビレックス新潟の試合がある時間にサイン会など、私には。
担当さん、横浜出身なんです。
横浜って、今、マリノスがJ1で優勝ほぼ間違いない感じじゃないですか。J2でも横浜FCと優勝争いをしているわけですが、担当さんはまったく気付いておらず、あー、これが横浜と新潟の差か。県民のほぼ全員がアルビレックスの動向を気にしている新潟という地は、やはり特異なのだなと感じました。


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