「純文学って国語の授業で触れたことはあるけど なんだか難しそう」 そんなイメージを抱いていた。 私は昔から本を読むのが好きで 小学校の朝の自由時間はいつも本を読んでいた。 授業が始まっているのも気が付かないほど没頭して。 そこから成長した今も本を読むことは好き。 でも、まさか自分が純文学を好きになるなんて ましてや、 純文学をテーマに音楽を創ることになるなんて 思ってもみなかった。 きっかけはコロナ禍。 今までのようにライブ活動ができなくなって、 自分がどうやって音楽をや
あっという間の2021年でしたね。 この時期はいつもあっというの一年だったと間と思う気もします。 充実していたかどうかも大切だと思うのですが、この一年元気に過ごせていたことに感謝したいなと。 2020年から世界中が激変した中で、「健康でいる」と言うことがどれほど大切なことなのかを、改めて気付かされました。 それとともに「会いたい時に会いたい人に会えること」これが当たり前ではないと言うことにも気付かされました。 今年もまた、なかなか会えない日々が続いたけれども、そんな
太宰治/恥 この小説を朗読した際に どうしてもこの小説を元に 作品を作りたくなりできました。 主人公のどうにもできない どこにぶつければいいかもわからない 想いを歌に込めて。 【恥】 1 聞いてよ私の隠し事 恥ずかしいなんてもんじゃないわ 生温い言葉でなく 灰をかぶって泣きたいわ サムエル公書の妹タマル わかるわわかるのその気持ちが 飾らずに告白致します 大恥の大失敗 手紙を綴ったの 良かれと思ってお伝えしたの 「作家さんあなたの未熟なところ 私が教えて差し上げます
お家の中の憩いの場。 穢れを落とせる唯一の場所。 疲れも嫌な事も 全部全部流しちゃえ。 【シャンプーに流しちゃえば】 草臥れたスーツを脱ぎ捨てたら 1人の夜が始まりを告げる 今日も疲れちゃった ささくれが痛む人差し指で 擦り落としたメイクは 少しよれてて滲んだまんま おもむろに向けた足取りで向かう 夜鳥は羽を休めに旅立つの 雁字搦めからの解放 忙しさからの忘却 今日の穢れを禊ぎましょう 嫌な事全部 シャンプーの泡に流しちゃえば 溶け出していく シャボンの香りに包ま
好きな人に貰ったネックレス。 それがイミテーションでも嬉しくて 2人の関係もイミテーションで。 でも 本心はイミテーションなんかじゃない。 というちょっと悲しい恋物語。 そして私 本当に金属アレルギーなんです。笑 【金属アレルギー】 1A 痒くてしかなたないのに 外せば楽になるのに 上辺を取り繕う イミテーション きっと高くもないのに 特別に感じちゃうの 路面店でも 君がくれたことが全て 1B ハグだってキスだって あなたにとって何でもなくても 気まぐれだって
もう会えない人に 伝えられなかった想いを 空を見上げて呟けば 届くのだろうか 【月夜に叶わぬ願いを】 もう叶わないと知った時 人はどうなってしまうのかな 辛さとか悲しさも全部 通りすぎて何も感じなくなるの? どこにいても 君の姿ばかり探している もう、いないのに 会いたい 会いたい もう一度チャンスを 君に伝えたい事があるのに 会いたい 会えない 届かない想いを 抱いて眠る月夜に あとどのくらい呟けば 嫌いになれるか数えてみる 熟しすぎた果実のように 捨てられるな
淡い片想い。 少しずつ展開していくストーリーが見所。 【街灯に照らされて】 1. 言えないよ好きだってことは こんなに想ってるなんてね 照れないで伝えられたら もどかしい距離も縮まるかな 少し触れてみたくて 伸ばした指 振り向いた君がいて 影で重なるだけ 街頭に照らされて タバコに火をつけた 君が煙って見えた これくらいが丁度いいかも 真っ直ぐ見つめるのは無理かな 缶ジュース飲み干して 心落ち着けて 自分に言い聞かせた 私たちはただの友達 壊せないこの距離は 近くて
泣けない瞳。 その瞳を濡らすのは。 【ドライアイ】 感情は無償 騒いでも無情 愛なんてどっちつかずな間奏で 流れるの 音楽のよう クエスチョンにはいつも 空白が浮かぶ 嫌いは本当 本音は隠そう 素っ気ない態度になら目を閉じて 流せるの だいたいいつも 一人でいるから 慣れてきたものよ 瞬きを重ねて シャッターを切るの空間に モノトーンな会話が 空虚に息を潜めてる 乾ききった瞳に 踊らせた今宵だけは 揺れるスカート汚して 仮初の甘美を映し 君の中のただ一つに なりたい
この楽曲は映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を観てできた楽曲です。 あまりにも衝撃すぎて歌にせずにはいられませんでした。 【one wish】 塞ぐ瞳 無駄な音は無いと ゆだね 重ね 生きるだけ いつか消えるものだと知っていれば 何も恐くはないの この願いだけは 壊せない何があっても 心を揺さぶる道を照らしてく 私だけの one wish 届かない声を枯らしても 希望だけ探し続けてるの どれだけの罪を背負っても 強く祈るのはあなたへの愛だけ 守る瞳 ささやかな幸せ
最近はとてもわかりやすい世の中になってきたと思う。 誰もがわかるようにと整備された世界。 それはもちろん素晴らしいと思う。 でもその反面、消えていくものもある。 私は日本語が好き。 英語、フランス語も習ったことがあり、どれも素晴らしい言語だけど、 学べば学ぶほど日本語の美しさを実感する。 例えば 「いただきます」 「ご馳走様」 これを英語で表す適切な表現はない。 日本の命を頂くという、尊さから生まれた言葉。 夏目漱石が言った 「今夜は月が綺麗ですね」 に込めら
夜の散歩がだんだんと 気持ち良くなってきたこの頃。 星や月を見上げながら 歩く夜道。 たまたま見上げた月が 満月だったとき その満月には名前が付いているんです。 ことの始まりは アメリカの先住民達が 農事や狩猟などの季節に合わせて 毎月の満月に名前を付け 季節を把握していたのが きっかけだと言われています。 (諸説あり) 日本でも 「満月」「半月」「十六夜」 「朧月」「上弦」「下弦」 など色々な名前がありますね。 日本とアメリカの違いとしては 月の満ち欠けの様子に
ここ数年、偉大なアーティストをテーマにした映画が増えた気がする。 そんな映画達に触れるたびに歴史に名を残すアーティストの偉大さに惚れ惚れして、奮い立たされて、同時にそこまでの距離に悲しくもなって、自分を見つめ直して... 私はそんな風に色んな感情を一度にもたらしてくれる音楽映画がとても好き。 中でも今日は2007年に公開された【ACROSS THE UNIVERSE】について書いていこうかなと。 ビートルズ好きの方はすでにお気付きかもですが、この映画のタイトルはビートル
今年の1月1日に描いていた未来とは全く違う一年になった2020年。 世界が変わった一年。 本当に大変な事が沢山あって。 変わらなければならない事が山積みで。 でもそんな一年をこうやって無事に終えられる事に感謝です。 ライブ活動が思うように出来ない中で私に出来ること。私がやりたいことに真に向き合った時間。 2020年を振り返るね! ・5曲連続デジタル配信での新曲リリース ・作詞楽曲がハリウッド映画挿入歌として起用 ・各アーティストへの作詞提供 ・バンドSymé結成 ・