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私の歯みがき人生を変えたアイテム

デンタルフロスが苦手だ

みなさんはデンタルフロスを使って歯みがきをしていますか?私はこのデンタルフロスがどうしても苦手です。まず指に巻きつけて使うロールタイプのデンタルフロスがどうしても使いこなせません。見様見真似で何度試してみても指が太すぎるのか口が小さすぎるのか、全然奥歯に届きません。届いたとしても、歯と歯と間が狭すぎて、フロスを取り出す時に歯の隙間に挟まって取れないので、仕方なく片手を離してフロスを歯の間から抜き出すしかありません。その間も口をは開けっ放しです。歯垢のついたフロスを水ですすぎそれをまた指に巻きつけるのが、衛生的にも精神的にも耐えられず早々にギブアップしてしまいました。

次に糸ようじとも言われている、F字型のホルダーにデンタルフロスが巻き付いているタイプにチャレンジしました。指に巻き付けなくていいので、比較的ラクに歯と歯の間を掃除することができるのですが、ここでも奥歯問題にぶち当たります。F字型ホルダーの形状上、口を大きく横に開かないと奥歯に届かないのです。内側から入れる場合でも拳を口の中に入れる勢いで口を大きく開けないと奥歯に届きません。顎関節症を経験したことのある私には、どうしてもこれができません。さらにホルダーにしっかりとフロスが巻きついているので、歯と歯の間に挟まって取れなくなっても、フロスの片方だけを切り離すことができず、かなり力ずくで引っ張り出す必要があります。これは歯に詰め物をしている場合、フロスでひっかけて取れてしまう不安があります。

歯間ブラシとの出会い

そんなこんなで20代を過ごしていた私は、30代に入り歯科医院で歯間ブラシに出会いました。ヘッド部分がL字型に曲がっているこの歯間ブラシは、口を大きく開かなくても前方向から入れて奥歯の歯茎と歯の間を掃除することができるので、口を大きく開けて奥歯をみがけない私にはうってつけでした。この歯間ブラシの極細タイプで歯と歯の間に挟まって取れなくなることもなく、とても手軽に歯垢を取り除くことができるので、日常的に使うようになりました。この歯間ブラシを使うと歯茎から出血することが度々あったのですが「歯茎に溜まった悪い血が出ている」聞いたことがあったので、3日に一度のペースで使いました。おかげでみがきのこしによる歯茎の腫れに悩まされることはなくなりました。しかし、私とこの歯間ブラシの関係は、ある日を境に終わってしまうのです。

デンタルフロスとの戦い

引っ越をして、初めて近所の歯科医院で歯の検診を受けた際に「歯肉に歯間ブラシでつけたキズがある」と言われたのです。あんなに気に入って使っていたのに、私の間違った使い方によって歯間ブラシのワイヤーで大切にケアしていたつもりの歯茎を傷つけていたと知りショックでした。「悪い血」だと思っていた出血は歯肉のキズから出た血だったのです。しかも歯間ブラシは歯と歯茎の間はみがけても、肝心の歯と歯の間はみがけないと言われたのです。この時から再びデンタルフロスへの挑戦がはじまりました。ロールタイプのデンタルフロスの使い方の動画を見て、今まで私の使い方が間違っていたことを知り、さらに研究しました。ロールタイプのデンタルフロスは、40cmくらいに切って(今まで10cmくらいしか使ってなかった)両手の中指に巻きつけます(人差し指に巻きつけてた)それを両手の親指と人差し指でつかんで歯と歯の間に入れます。これだけでもかなりのテクニックを要します。また上の前歯、下の前歯、上の奥歯と下の奥歯で指の使い方が違うのです。これは特殊なトレーニングを積んでいないかぎり取得は無理なのではないかと悩みながら、日々デンタルフロスと格闘する日が続きました。

それから半年経ったころ、近所の歯科医院から定期検診の案内が届きました。しかしその時はまだ、私の歯間のみがき残し問題は解決していなかったのです。

Y字型フロスとの運命的な出会い

そんな時、Amazonを眺めていた私の目に飛び込んできたのがこのY字型デンタルフロスです。一目見ただけでこの商品が今まで私が求めていたものだとわかりました。このY字型フロスの素晴らしい点は、その形状にあります。ホルダーがY字になっていることによって、奥歯に入れる際は横から入れなくても、口の前方向から奥歯に入れることができるのです。レビューを見ると大手メーカーの商品が評価が高いのですが、私は毎日使うことを想定して、コスパ重視でこちらの商品を選びました。確かにレビューにある通り、使っているうちにフロスの部分がすぐ伸びてしまうのですが、貧乏性の私は全く使い物にならなくなるまで徹底的に使いたくなってしまうので、それは衛生上あまり良くないと思い、使い捨てすることを前提に安い方を買って満足しています。またフロスが糸状ではなくテープ状で超薄タイプなのが、歯間の狭さに悩まされている私には嬉しいポイントです。

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忘れかけていた「生臭いザリガニのにおい」

そしてある日、何気なくドリキンさんのYouTubeを見ていたら、水圧で歯間を洗浄できる口腔洗浄器と言われるデンタルジェットウォッシャーが紹介されていました。「これを使うと最初ドブのような下水のような生臭いザリガニのにおいがする」と言っていて、そう言われてみると私も歯間ブラシを使っていた時はブラシについた歯垢が、臭い玉のような強烈な臭いがしていたことを思い出し、歯と歯の間だけでなく歯と歯茎の間も引き続きケアする必要があると感じました。そこで以前リスナーさんから誕生日プレゼントで頂いたパナソニックのジェットウォッシャー ドルツが実家に置きっぱなしだったことを思い出し、急遽それを取り寄せて使うことにしました。(父親は携帯用ウォシュレットだと思っていたらしい笑)

▼ザリガニの臭いがする話 07:49頃 https://youtu.be/W3u0IB8hXF4?t=469

最強のコンビネーション

Y字型デンタルフロスとジェットウォッシャーのコンビのおかげで私の歯みがき人生が劇的に変わりました。この2つを使った私の歯みがきルーティンは、まず歯科医で購入した小型ヘッドの柔らかい毛の歯ブラシで歯をみがきます、そして次にY字型フロスを使って上下左右にジグザグしながら上下の前歯と奥歯をみがきます。ポイントはフロスを歯茎の溝にグッと入れて、歯周ポケットと言われる歯茎の中までみがくことです。糸巻き型やF字型ホルダーでは難しかったこの動作も、Y字型フロスを使うことによって、奥歯をみがく際も前歯と同このクオリティでみがくことができます。最後に、仕上げとしてジェットウォッシャーのノズルを両サイドの奥歯の歯茎と歯の間に当て、水圧汚れを洗い流します。Y字デンタルフロスを使うだけでもかなりの食べカスが取れたと感じていたのですが、仕上げにジェットウォッシャーを使うと、歯ブラシや糸ようじでは取りきれなかった、さらに細かい食べカスが口の中から洗い流されるのはかなり驚きです。さらにドリキンさんが言っていた、口臭の元にもなるような「生臭いザリガニのようなにおい」も、このジェットウォッシャーを数回使ううちに気になることがなくなりました。

このルーティンを一週間続けて、いよいよ歯科医院の定期検診に挑みました。すると以前の検診では41カ所もあったみがき残しが、なんと6箇所に減っていたのです!これは驚くべき変化です!さらに私はたった一週間しかY字糸ようじとジェットウォッシャーを使っていないのもかからず劇的に変化したことにかなり驚きました。未だにみがき残しがある箇所は、詰め物をしていてデンタルフロスの引っかかりが気になるところで、あまり積極的にみがいていなかったのが原因でした。歯科医さんによると「引っかかりに気をつけて、他の歯と同じようにみがいでください」と言われたので、他の歯と同様に念入りにみがくようにしました。歯科医さんから初めて「他の歯は問題なくみがけている」というお墨付きがもらえてとても嬉しいでうす。私が苦手な歯の裏側は、歯科医さんにオススメされた毛先が尖った歯間ブラシを導入することで解決しました。この小さいブラシはヘッドが絶妙な角度に曲がっているので、通常の歯ブラシでは届きにくい歯の裏側、特に前歯の裏側の歯と歯の間をみがくことができます。

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なによりもY字型フロスのおかげで長年の悩みだった奥歯の食べカスを見事に取ることが出来るようになりとても大満足です。今までこの食べカスを放置しながら、夜寝て朝起きてといった日々を繰り返していたかと思うとゾッとします。

歯は一生ものなので、できるだけ長く健康な状態を保っていたいものです。私の歯みがき遍歴とデンタルフロスとの戦い、そして新たな歯みがきツールとの出会いが皆さんの歯みがきライフのクオリティを上げるきっかけになったら幸いです。

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