ウィリアム・トレヴァー、栩木伸明訳『聖母の贈り物』

画像1 ウィリアム・トレヴァー、栩木伸明訳『聖母の贈り物』(国書刊行会、2007年1刷、2017年3刷)周囲の理解が得られず居場所がない人や思惑が噛み合わない家族を描いていて『わたしたちの怪獣』と重なるが、本書は田舎の偏狭な人間関係から逃げられない閉塞感がひしひしと。幻想味やユーモアはあまりない。

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