マリアーナ・エンリケス、宮﨑真紀訳『寝煙草の危険』

画像1 マリアーナ・エンリケス、宮﨑真紀訳『寝煙草の危険』(国書刊行会)邪悪で気味悪く臭くて汚くてえげつない話ばかり。赤ん坊の頃に死んだ祖母の妹が腐った姿で現れる「ちっちゃな天使を掘り返す」、魔夜峰央「妖怪稚児地蔵」みたいな「展望塔」など面白い。笑いと優しさ控えめの女版・平山夢明かな。

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