見出し画像

声の思い出

今日はちょっと趣向を変えて思い出話を。

シャーリーアミュのロゴマークを作成してくださったビズアップ様のラジオ番組(クリスタルシャワーCLUB .2017.06.28)へ呼んで頂いたことが切っ掛けで、2017年の7月から12月までの半年間、5分間ラジオ番組『クリスタルイムズ』へ出演していました。

私は昔から『声で読むこと』が好き。

小さい頃から大の本好きで、それは学校でもらった国語の教科書を授業が始まる前に隅から隅まで音読するような子だったことからも窺えるくらいに。

だから一番好きな宿題は、国語の音読でした。

本読みのチェックをするお母さんから直接褒めてもらったことはないけれど、どの学年の国語の先生からも、私の読み方にいたく感心してくださったことなど、私の声にまつわる思い出は結構多いです。

まず、小学校の頃の夢は『アナウンサー』。
今から考えるとハードルの高さ(!)に自分で笑ってしまうくらいなのですが、当時はブラウン管の向こうで原稿を読んでいる一番身近な職業で、いいなと思っていて。

表現について印象にあるのは『卒業生に贈る言葉』。
長い文を少しずつ区切りひとり一節を受け持つ形で卒業式に体育館で発表するというものです。
私は末文に当たる「ありがとうございました」を受け持ちました。
これも不思議なことに、どうやったら遠くまで声を響かせ、プラス出だしの「あ」から「た」に掛けてクレッシェンドで盛り上がり、感情を乗せていくのかを一瞬で感覚的に分かり実践できる、我ながら変わった子。

多分、『感情の流れを汲みながら読む』ことが得意だったのでしょう。

中学の時、国語の先生にすすめられ朗読コンテストに応募。
個別レッスンを受け、会場となる星の子館へ弟と二人で行ったのは今でも懐かしく温かい思い出です。
(その時は何故か物語ではなく短い詩集を読んだのですが、他に詩集を朗読した人はおらず、後からこれはミスチョイスだったと気付いたいい経験です(笑)


年齢を重ねるにつれ、アナウンサーよりパソコンを好きになってしまって夢はいつの間にか現実的なものにすり替わっていましたが(笑)、だからこそ、アナウンサーという職業が小さい頃の夢だったなんて綺麗に忘れていた大人になって、ラジオパーソナリティーさんから
「月2回5分間だけどやってみない?」
と仰っていただいた時、目の前がふわっと浮き上がるような『やってみたい』が湧き起こって受けることにしたのです。

ラジオは声にフォーカスするので改めて自分の声にがっかりする(脳内で聞こえる骨伝導声と他人が聞いている声は高さも密度も違うし、基本声が細い)プラス喋るのと読むのは全然違うことを改めて知りました☆

新しいジャンルを模索するのはやはり、楽しかったです。


Twitterも覗いてみてね☆



頂いたサポートは私の心の栄養剤として、リラックスできるものに使わせて頂きます。