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5通目_公開文通「百年の散歩」01.この星にあってほしいものについて、中村菜月さんと

菜月さん

こんばんは。
離乳食の味も覚えている……。やはり記憶のプロセスが根底的に自分とは違う気がします。わたしはディテールを覚えるのがすごく苦手で。精巧さには欠けますが、自分の中で記憶は言葉と結びついた形で残っています。

そうですね、愛することは自分を切り分けて差し出すことかもしれない。愛の中の母性がまさしくそれなんだろうなと思いました。
わたしも渡すことで返ってくるものがあってそれで満たされることは同じなのですが、自己犠牲という言葉とすれ違うことが随分少なくなりました。ここに満ち溢れているものを手渡すことを心がけています。

「やさしい場所」についてもありがとうございます。
「物語の途中で」展示の様子をあらためて写真でふりかえっていました。

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