巡り合わせですな(2)
妊活においては知らないことばかりで、先ほど少し友達に相談したら「これからずっと知らないことに直面するよ」と。出産までの話ってズケズケと聞くのも悪いかなぁと思ってたけども、今後みんなに聞いていこうと思ったところです。
◾️覚悟はいかにして
適齢期を越えるくらいになったけども、コロナや夫の病気を理由に先延ばしにしてきた妊活について、子を授かることの覚悟は徐々についていきました。
1)なんとかなる
夫の病気を機に色んな方のサポートを感じるようになりました。目に見える身近な人から、国や保険などの制度まで。スーパーマンに育てるつもりは無いけども、笑顔の多い子であって欲しいなと思う。きっと周りのサポートももらって、何とかなるでしょう!!!!そして、私もサポートできる人でありたい。
2)夫が子供好きになる
夫の体調も運動ができるくらいに回復したのもあるけども、彼も子供が欲しい欲が高まってきていたようです。甥っ子姪っ子がとっってもキュートで、「みてね」アプリで共有された写真や動画を欠かさずどころか、何度も繰り返し観ています。また親友や身近な同僚が親になってきたというのもあって、夫も覚悟がでてきたようです。
3)仕事のことは考えない
正直、仕事を優先していたら一生子供はできません。そのように仕事って成り立っちゃっています。自分の人生を大事にしていく!というマインドを最重要視するようにしました。it's my LIFE〜.♪
XGのワールドツアーへの参加ってのが厳しくなりそうだということだけが気がかりです。オンライン視聴、希望!!!!
でも、彼女たちの「HESONO OH〜!!」という掛け声にあやかって、私もリアル「へその緒〜!!」をしようと思います。
◾️時が来た、クリニックに通うべし
夫と妊活について話し合い、次の生理が来たら始めるぞ!!と結論付きまして、通うことになりました。しかし体外受精というのがどんなのか分からなかったので、雑誌を購入しなんとなくの流れを掴みました。その後、クリニックが作成した体外受精動画を見て、やっとすんなり理解ができました。
1)仕事
クリニックによっては夜対応ありのところもあるようですが、私のところは無いので、有給取得をせねばでした。即、上司2人に「妊活するので休む日が増えます」と話をして、出張は代わりの方に行ってもらいました。
具体的には、体外受精の移植までは生理開始から4回はクリニックに行ったので、休日を避けると半休2回と全休1回を取得しました。オラオラとります。基本在宅勤務なので、取りやすいのかな。
2)治療方法
生理始まってから、卵子の成長を促すための薬を毎日飲むのと、皮下注射を2日に1回自分で注射しました。自分で注射だなんて、無理め…と思ってたけどなんとかなりました。
採血経験豊富な夫から「皮下注射なら全然痛く無い」と聞かされてたので、多少の緊張でできました。確かに、蚊に刺される程度でした。
3)採卵と受精卵移植
採卵も移植も10分もしないで処置は終わります。しかも5人くらい順番に受けるので、毎日誰かしら妊娠するんだなぁと思いました。
手術室は暗く、看護師さんに案内されるがままに手術台にあがります。麻酔はないので、「ひょっええええええええ」と思いながら処置を受けました。特に採卵が「いっっったっっぅ」と声に出てしまう感じでしたが、一瞬なので全然これしき!です。
しかし、ヒイヒイ思いつつも、事のながれを画面で看護師さんが案内してくれて耳だけであればアトラクションのようでした。特に移植の方は「左の画面をご覧ください。培養士が間違いのない事の確認をした後、受精卵を吸い取ります。はい、では右の画面をご覧ください。先ほどの受精卵がこちの子宮の中に入ってきました。」てな具合。
術後は、痛みゆえに少し放心状態になります。移植した時は、それに感動を噛み締めるタイム…て感じでもありました。
3)培養
2つの卵子を採卵後に精子とは顕微授精をし、細胞分裂が進んだことを確認して調子の良さそうな子を移植しました。顕微授精とは、1匹の精子を強制的に卵子とで合わせるというものてます。私の場合は精子に限りがあるので、そのような手法になりました。12回に分けたものの1つを解凍して、その中で元気な精子くん2匹を選んだという感じです。
タイムラプスという保険適用外の手法も用いて、培養庫の中での経過観察もお願いしました。それによって2つの受精卵の細胞分裂過程に違いが出たことがわかり、一般的な分裂をした方を移植しました。もう一方もその後は培養庫の中で様子見でした。特殊な分裂方法だと胚盤胞という段階まで行く可能性は10%だとききましたが、見事そのら10%に入ってくれたようです。そちらの子は、胚盤胞として冷凍されました。
4)着床まで
移植後は、流産を防ぐための薬を毎食飲みました。忘年会シーズンですが、お酒は控えました。(すこーーーし飲んでもうたけど) 特にクリニックからは食事制限がなかったです。が、常識だから何も言わないだけなのか…はて。
吐きたいとまでは行かないけども、吐き気がするかもなぁ〜とか、冬だけどなんか暑いなぁ〜とか(暖冬だったし)、いつもと違う体調は感じました。薬の副作用なのかもですが、何から良い感じかもー!と、思ってました。
移植から2週間弱でまたクリニックにいって採血結果をみるとHCG値が150越えてたらいいところを500を越えてて、こりゃ良い感じですって先生に言われ、看護師さんから「おめでとうございます」と言われ、あ、そうですか!!!というなんともクールな感じで病室を後にして、やはりな!ニヤってなりました。
まだココ!で、超初期なので油断禁物ですが、すくすく育つよう語りかけております。
5)クリニックの待ち時間
めっちゃ長いです。平日だと採血してから1時間くらい待って病室に案内されます。なので、火の鳥を読んだりハリーポッターを観たりしてました。パソコンをひろげて勤務もしたけど、急に呼び出しも入るのであんまりやらないようにしたいです。
土曜日だと座る椅子もなくなる程混んでしまって採血から2時間くらい待ってました。大変!
6)費用
ありがたいことに保険適用なので、費用は15万円くらいです。これが全部実費だと思うと恐ろしすぎます。過去の女性たち…戦ってくれてありがとう!!!!!!!
そんな感じでございまっす。
貴重な体験でございまっす。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?