【つれづれ】無難とレモンサワー

私には多分16歳くらいから「音楽業界の人としか付き合えない呪い」がかかっている。

本当に、それ以外の人と付き合ったことがない。
いつか運命の王子様がキスをしてくれて「大手商社の俺にしなよ」みたいなことを言ってくれる日が来るのかもしれないと思いながら

日々音楽業界の男性たちとお付き合いをさせていただいている。

別に商社マンでなくても
ずっと「サラリーマンと付き合ってみたい」と
言っていた私。

先日なんとサラリーマンの方が
会いたいと言っているから、会わないかと言われ
ご紹介いただく機会に恵まれた。

そもそも社会に出るまでほとんど彼氏以外の
男性と関わったことがなく、社会に放り込まれた私。

話すのは得意なので、そこそこ話は盛り上がった気もしなくはない。

とっても普通の人だった。
いや、世の中は普通の人で出来ているんだろう。
穏やかで、一途で、遊ぶこともなく恋をして。
仕事も安定できる職に就いて。

あぁ、きっと普通のセックスをするんだろうなーとか、薄いレモンサワー飲みながら、ぼーっと考えてしまった。(ゲスい。

ずっと「あやには普通の人は無理だろwww」と
友達が忠告してくれていたけど
いやーそれ、ごもっともでした。

私の悪い癖で「みんなに愛されている彼」を好きになることが多い。

結果から言うと、私は呪いが解けることなく、むしろ呪いを再確認することとなった。

どうしたら呪いから解けるのか分からなくなり

むしろ「もう私は呪いとともに生きるしかないのではないか」と、嘆き出す始末。

あぁ、レモンサワー飲んでる場合じゃない。
本来の私を取り戻さなければ。。。と
逆に欲求に正直になれた感がある。

以前婚活の先生が、婚活に勝っていけるのは、
無難な人と無難に恋をして無難に結婚できる人、って言っていたのを思い出す。

それが出来ない私は、もう強く強く欲望に忠実に
生きていくしかないんだろう。

あーーーーーー無難も普通も絶対やだーーーーー！

私は私の道を切り開いていきたい。