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私は『男性が怖い』

みなさんこんにちは、あやにーです。
先日からセクハラなどに関する話がSNSで討論される中で、どうしても私自身残しておきたいことがあり、noteに書いておきたいと思います。

これは被害にあったとかそういうことではなく、私自身が感じる異性への恐怖心の話です。


私の場合。

私は、恋愛の上でもバイセクシャルで今までのパートナーは女性もいれば男性もいます。
私の父は亭主関白で、とても怖い人だったのもあり、それ以外にもいろいろな経験から男性に対しての恐怖心がとても強く生きてきました。

何をすると怒るのかがわからなかったので怖い。
母に対して怒っているのを小さな頃から見ていたもあり男性の考えていることが理解できないことも多く
選べるようになってからは女子校をずっと選び進学してきました。

さらにそこでなぜ怒っているのか理解できない男性教師や、バイト先の男性を見ながら男性は怖いものだという意識が抜けず。

また痴漢にあったり、知らない人に怒鳴られたり、ものをぶつけれらたという経験もあります。


自分に優しい男性がいるのも事実で、わりと人見知りをしないので集団でいることには不安を感じないのですが、一対一になったときに大きな恐怖を感じます。

理由はたぶんあまりなくて「ただ怖い」という気持ちで。

相手は私のことを怒鳴るかもしれない。触るかもしれない。とにかくそれが怖い。
さらにそれ以外にもいくつか、書けないような怖い経験をしています。
知らない人に触られたり、脅された経験もあります。


私があまり電車に乗りたくないのは知らない男性が隣に座るから。

二人で会うことになったとしたら絶対に逃げられそうなところだけ。

必要以上に長い時間二人でいることも辛いので出来ません。

知らない人に手を触られるのも怖い。


とにかく「知らない男性が怖い」という気持ちは何年生きてきても抜けることのない気持ちです。

この話を以前男性の友人にしたところ「わかる。俺も女の人怖い」という話に。
彼は昔女性教師に何度も強く人間を否定されたことがきっかけだったそうですが、女性が自分に対して性的な目を向けていると感じるのに恐怖を感じるそう。

「異性恐怖症」は色んなトラウマ経験から出来上がるんだと思います。

性別関係なく、いきなり触ることは絶対に私は許せないし
「異性であるだけで恐怖を感じる」という人が世の中にはいます。
そして、性別関係なく「自分だけは特別」という傲慢な考えを持った人も確実にいます。


「俺なら大丈夫だろう」「私はあなたの理解者だから」
性別は関係ありません。


相手を尊重しない感情が暴れた瞬間、人は人を傷つけていくという事実があまりにも世の中で甘く考えられている。


私は今回このSNSでの討論を見ながら心の中で悔しさと悲しさで小さくなっていました。

異性というだけで恐怖を覚える、それって珍しいことじゃないと思うんです。

「自分は特別」なんて存在しない

人は色んなトラウマや恐ろしい経験をすることで強くなれる人もいれば、私のように引きずりながら生きていく人もいます。

私はどっちもあって良いと思う。
自分が生きる道は自分が生きやすい道でいいと思うから。

書いて癒されたり、だれかの力になるならば書けば良い。
見ないことで心が落ち着くなら、それも一つの方法で。
自分が選んでいいことです。

トラウマ体験がある人に対して上述したように、望んでいない理解者になろうと近寄ってくる人はたくさんいます。

毎回男性が苦手だという話や、女性に対して恋愛感情を抱く話をするたびに「かわいそうに、俺が治してあげる!」と張り切ってこられることが多いのですがさらに恐怖を与えてくる。

治してほしいと言ったなら、それもひとつでしょう。
でも「自分だけは特別」という思い込みから、やさしさは時に武器になり、人を傷つけていく。

今回のはあちゅうさんの告白に対しても、トラウマ体験に対して心ないコメントを見ながら私は「自分は何を言っても大丈夫だろう」と思われるような方をいくつも見かけました。

親しき仲であったとしても「自分が特別」というのは存在しません。
家族であっても、恋人であっても、相手は人間であり自分だけは言っても許されるだろうという傲慢な気持ちを持っているのは
こうした「セクハラ」や「モラハラ」を生む原因のひとつです。


お互いの存在を尊重し、心地よいコミュニケーションを築く。
ただただそれだけで変わっていくものは絶対にある。
今一度自分自身も、常に相手を尊重した行動を取れているのか考えたい。
そんな出来事でした。

おまけの話。
ここまで書くと「あやにーはめちゃめちゃ怖がっているのではないか」という話や「なんで彼氏は大丈夫なんだ」みたいな話になるのですが
私が怖がっているのは「急に触ってくる人」や「知らない男性」であり、オンラインで話していたり、きちんとしたビジネス上での付き合いは全く持って別問題で、性別関係なく友人はたくさんいます。

そうした友人の多くはお互いに尊重しあい、大切にし合えることを理解できた人です。
こうしたマイノリティや恐怖に対して書くと極論を求める方がいますが、すべてはケースバイケースであり答えはそれぞれのリレーションシップに基づくものだと思っています。

ボーダーがないものに対して「どこまではOKなんだ」ということではなくて「色んな人がいるから、大切にし合おう」「心地よい関係を【慎重に】築いていこう」ただただそれだけだと私は思っています。

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