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警視庁第二機動捜査隊乃木坂分駐所season2 第二話

AM8:30~警視庁乃木坂警察署二機捜乃木坂分駐~

○○:おはようございます...
絢音:おはようございます
寺田:おはよう
真夏:おはよ~
若月:おはよう。あれ?○○元気ない?
絢音:○○は今日の勤務が嫌みたいでw
若月真夏:なるほどw
寺田:今日の勤務?
絢音:そうそうw
真夏:蘭世ちゃん。今日は何の日?
寺田:今日は10月31日......ハロウィンですか?
若月:正解
寺田:でも...なんでそんなに嫌がるんですか?
若月:毎年ハロウィンの日は事件が多いからね~
真夏:それに、ハロウィンの日に一番事件が起こるスクランブル交差点は二機捜の管内だから私たちも応援に呼び出されるからね...
寺田:そうなんですね...
○○:・・・
若月:あ、もうだめだ...
寺田:いつもの○○は何処に...
真夏:しょうがない...絢音ちゃん
絢音:なんですか?
真夏:○○に????って言って?
絢音:え?分かりました。〇〇~
○○:なに〜?
絢音:今日も勤務頑張ろうね!
○○:うん...頑張る...
寺田:真夏さん...○○を使いこなしてる...
若月:男って単純だなぁ...
真夏:じゃあ、引継ぎしよ~
若月:は〜い。昨日はうちの管内では車上荒らしと不審者が出たみたいだね。それと今日は知っての通りハロウィンなのでスクランブル交差点に警備に行ってほしいんだけど...
○○:けど?
若月:○○君。DJポリスしてくれない?
○○:マジで言ってます?
若月:マジで言ってます
○○:拒否権は?
若月:無い
○○:マジすか...
若月:安心して?絢音ちゃんも一緒だから
絢音:え!?
若月:嫌?
絢音:○○が居るならいいですけど...
若月:そう言うと思った~
寺田:私はどうすればいいんですかね?
若月:真夏と警備して~
寺田:わかりました
若月:あと駅前交番組も警備に参加するから
絢音寺田○○:わかりました
真夏:は~い
若月:じゃあ15時に戻ってきてね〜。行ってらっしゃい

AM9:00~警視庁乃木坂警察署駐車場~

○○無線:機捜246から二機捜。これより乃木坂、赤坂。重点密行
真夏無線:機捜247、同件
二機捜無線:二機捜了解

PM15:00~警視庁乃木坂警察署二機捜乃木坂分駐~

○○:ついにこの時が来たか...
若月:いや...今からラスボスを倒すんじゃないんだからw
真夏:あははw
若月:とりあえずみんな制服で真夏と蘭世ちゃんは赤上げしてスクランブル交差点あたりを流して?
蘭世:わかりました
真夏:了解
若月:○○と絢音ちゃんは機動隊と合流して?
絢音○○:わかりました

PM15:22~渋谷スクランブル交差点~

~○○・絢音視点~

○○:すみません。二機捜鈴木です
機動隊員1:お!来たな!鈴木コンビ!
機動隊員2:二人は上に乗ってもらって群衆整理を頼む
絢音○○:わかりました

~機捜247視点~

寺田:人多いですね~
真夏:そうだね~
寺田:○○たち大丈夫ですかね?
真夏:二人ともやるときはやるからね~
若月:そうだよ~
寺田真夏:・・・
(振り向く真夏と寺田)
真夏:何で居るの?
若月:え?だって...みんなにばっかり警備させて悪いじゃん...
真夏:なるほど...

~駅前交番視点~

飛鳥:ピッピッーー。信号赤ですよ〜!
賀喜:信号赤です!渡らないでください!
通行人1:すみません。道を聞きたいのですが...
山下:どちらに行かれるんですか?
梅澤:危ないですよ〜!
井上:いつになっても、ハロウィン警備は慣れないな...
飛鳥:なんで私たちは非番なのに駆り出されてるんだ…

~○○・絢音視点~

○○マイク:1年に一度のハロウィンです。嫌な思い出にならないようルールを守って警察官の指示に従ってください
絢音マイク:現在、警察官が交通規制を実施しています。警察官の指示に従うようにお願いいたします


○○:これが続くのかぁ...
通行人2:トリックオアトリート!お巡りさんお菓子頂戴!
○○マイク:お巡りさんはお菓子を持ってないのであげられません。持ってたらお巡りさんが怒られちゃいます
通行人2:あ、それもそうかwお巡りさん、ごめんね~
○○マイク:気を付けてくださいね~

PM1無線:警視庁から各局。第三方面。渋谷PS管内。渋谷駅構内にて男が殴り合いをしていると110番入電中。付近の局は向かわれたい。110番整理番号256。担当菊池
真夏無線:機捜247、スクランブル交差点より現場

○○:行くか
絢音:了解
○○:すみません...
機動隊員1:あ、いいよ。行ってきな?こっちは気にしなくていいから
○○:ありがとうございます
絢音:この距離じゃあ走らなきゃ...
○○:そうだね

○○無線:機捜246、同件
PM1無線:警視庁了解

PM17:46~渋谷駅構内~

男性1:おら!この野郎!
男性2:てめぇ!
○○:こら!やめなさい!
絢音:やめてください!
真夏:落ち着いてください!
寺田:とりあえず、交番に行きましょう!
男性1:分かったよ...

PM17:47~渋谷駅前交番~

○○:何があったんですか?
男性1:あいつが俺の女に手を出そうとしてきたんだよ!
男性2:出してねぇよ!
男性1:出しただろうが!
○○:落ち着きましょう!
絢音:その女性は今はどこに居ますか?
男性1:え?あれ?どこに行った?
男性2:お前に飽きたんだろ?
男性1:あ?
寺田:あなたは少し静かにお願いします
○○:女性に電話できますか?
男性1:あ、出来ますよ
○○:じゃあ、ここに呼んでもらってもいいですか?
男性1:分かりました

~数十分後~

女性1:すみません
PM2:はい。どうされました?
○○:あ、女性の方ですか?
女性1:そうです
○○:では、こちらにどうぞ
女性1:はい...
○○:この方とはお知り合いですか?
女性1:はい...
○○:それで、この方とこの方が殴り合いをしていたんですけど...
女性1:はい...
○○:この方があなたに手を出したってあの方が言っているんですけど...
女性1:確かに触られました...
男性2:触ってないだろ!
寺田:落ち着きましょう!
男性2:落ち着けるか!
寺田:専務員まだですか?
PM2:あ、今現着しました
刑事1:すみません。遅くなりました。引き継ぎます
寺田:お願いします
○○:じゃあ、戻ろうか
絢音:そうだね

PM19:02~渋谷スクランブル交差点~

○○:マイク:信号守ってください!

ピーポーピーポーピーポー

絢音マイク:救急車を通してください!
○○マイク:救急車が通ります!道を開けてください!

飛鳥:救急車通してください!
井上:救急車通ります!

救急車:ご協力ありがとうございました

賀喜:交差点内で寝ないでください!
梅澤:起きてください!

○○マイク:タクシーの運転手さん、進んでください!

AM0:45~渋谷スクランブル交差点~

○○:だいぶ人減りましたね...
飛鳥:そうだね~
若月:みんなお疲れ様~。機動隊から私たちは帰って大丈夫だってよ~
井上:あ、交番組もね~
山下:やった~!
梅澤:疲れた~
真夏:みんなお疲れ様。あとさっき電話がきて花奈さんがみんなにご飯作ったからおいでってさ~
○○:お!でも...まだ勤務が...
若月:あ、本庁からの通達で「ハロウィンの警備にあたった者にあっては公務を終了し帰宅してよい」だってさ~
絢音:じゃあ、行けますね!
○○:じゃあ、みんなで行こうか!
山下梅澤:は〜い!
賀喜:やった〜!
飛鳥若月:いくぞ〜!
真夏:みんなテンション高いなぁ...
寺田:皆さんいつも以上に働きましたからね...
絢音:みんな疲れ切ってますね...

AM1:45~カフェノギ―~

カランカラン

中田:いらっしゃい!お疲れ様~
○○:すみません。花奈さん、こんな時間に...
中田:何言ってんの!皆もさっきまで夜ご飯も食べずに警備してたんでしょ?ゆっくりしなさい!
○○:ありがとうございます
中田:夜ご飯いっぱい作ったからいっぱい食べてね!それと与田ちゃんと蓮加ちゃんがみんなのためにカボチャプリン作ってたからデザートにどうぞ~

AM3:45~カフェノギ―~

○○:すみません...花奈さん...僕と絢音のためにこんな時間まで開けてしまって...
中田:全然いいよ?ハロウィンぐらいカップルで過ごしなさいよ~。まぁ、ハロウィン過ぎてるけど...
○○絢音:ありがとうございます
絢音:そろそろみんな家に着いたかな?
○○:無事帰れてるといいね。絢音…ごめんね?
絢音:え?
○○:せっかくの行事も仕事で...
絢音:それは私も一緒でしょ?それに私は○○といられるだけで幸せだよ?
○○:絢音...ありがとう!大好き!
絢音:私も大好きだよ!

中田:ほんといいカップルだなぁ...


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