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警視庁第二機動捜査隊乃木坂分駐所season1 第一話


AM8:30 ~警視庁乃木坂警察署二機捜乃木坂分駐~

生田:ねぇ~まなつ~勤務終わったら焼肉ね~
真夏:え?まだ勤務始まってないし...って昼から焼肉⁉
生田:そうだよ~
真夏:もう、わかったよ...
絢音:おはようございます
飛鳥:おはよ~
真夏:おはよう
生田:おっはよ~
真夏:絢音ちゃん聞いてよ~
絢音:どうしたんですか?また生田さんにご飯の予定を入れられたんですか?
生田:なんでわかったの!?
○○:そりゃ、勤務のたびにおんなじことしてたら誰だって覚えますよ…😅
飛鳥:あ、おはよう
絢音:○○、おはよう
○○:おはようようございます
真夏:○○君、おはよう
○○:真夏さん、おはようございます
生田:じゃあなんだったらいいの?
飛鳥:そんなことより、引継ぎ早く
生田:は~い

生田:えっと、最近乃木坂駅構内で盗撮事案が増えてるらしいので警戒をお願いします。以上!
真夏:え?少なすぎない?
生田:まぁ、昨日は何もなかったからね
○○:そうなんですね
生田:まぁいいや、とにかく気を付けてね

機動捜査隊は覆面パトカーで街を密行し、重要犯罪が起こると真っ先に現場に駆け付け初動捜査に当たる刑事部の執行部隊である。犯人との遭遇率が高いため常に拳銃と警棒の携帯を義務付けられている。三交代制で勤務は午前九時から翌日の午前九時までの24時間勤務。警視庁には三隊の機動捜査隊があり、第一機動捜査隊が東京25区の東側、第二機動捜査隊が東京25区の西側、第三機動捜査隊が東京25区外を担当していて、第二機動捜査隊乃木坂分駐所では主に乃木坂区、日向坂区、港区赤坂を担当している

AM9:00~警視庁乃木坂警察署駐車場~

○○:行こうか
絢音:そうだね

○○無線:機捜246から二機捜、乃木坂、赤坂、重点密行
飛鳥無線:機捜247同件
二機捜無線:二機捜了解

AM9:15~乃木坂南一丁目~(機捜246視点)

○○:にしても、生田さんもよく勤務のたびに真夏さんを誘うよなぁ
絢音:真夏さんもかわいそうだなぁ
○○:ほんとにねw

PM1無線:警視庁から各局。第四方面。乃木坂PS管内。乃木坂駅構内にて刃物を振り回している男がいると110番入電中。近い局は向かわれたい。110番整理番号120。担当菊池
○○無線:機捜246、乃木坂南一丁目より現場
飛鳥無線:機捜247、乃木坂東五丁目より同件
PM1無線:警視庁了解
若月無線:駅前若月から乃木坂。駅前も現場へ
樋口無線:PC1より乃木坂。PC1も現場
乃木坂無線:乃木坂了解

○○:じゃあ行こうか
絢音:そうだね

ウーーーウーーーウーーーウーーーウーーー
○○マイク:緊急車両、赤信号直進します。止まってお待ちください
ウーーーウーーーーーーーーーー

AM9:17~乃木坂駅前~

○○無線:機捜246。整理番号120。現着。これより着手。どうぞ
PM1無線:警視庁了解

○○:現場どこだろ
絢音:とりあえず、中は行ってみy…
若月:武器を捨てなさい!
○○:探す手間が省けたね...
絢音:そうだね...
山下:今すぐ武器を捨ててください!
○○:警察だ!武器を捨てろ!
絢音:武器を捨てて!
シュッ(絢音と○○は警棒を出す)
犯人1:うるせぇ!来るんじゃねぇ!来たらこの女殺すぞ!
与田:きゃあああああああ!
山下:与田ちゃん!
○○:知り合いか?
山下:はい…毎朝ここを通って通学してる高校生でよく話しかけてくれる子です...
○○:そうか
絢音:どうする?

樋口無線:乃木坂1から警視庁。指令120。現着。これより着手。どうぞ
飛鳥無線:機捜247同件
PM1無線:警視庁了解

生駒:どんな状況?
絢音:あ、生駒さん...
若月:説明は私がするよ

飛鳥:どうする?
真夏:そういわれても...
樋口:とりあえず、無線入れます?
真夏:お願い
樋口:わかりました

樋口無線:乃木坂1から警視庁...

○○:で、どうするんですか?
真夏:この状況じゃいい案なんか浮かばないよ...
犯人1:お前ら!なにこそこそ話してるんだ!この女を殺すぞ!
山下:落ち着いてください!
○○:はぁ~…仕方ないか...
絢音:○○?
○○:おい、こんなことして何になるんだ?
犯人1:うるせぇ!何も知らないくせに出しゃばってくんじゃねぇ!
○○:なら、教えてくれよ
犯人1:お前なんかに教えるかよ!
○○:そうか…なら仕方ない
絢音:何するの?
○○:あー!
(犯人1の後ろを見ながら叫ぶ○○)
犯人1:あ?
(犯人が後ろを向く)
○○:オリャ!
(犯人1に向けて○○が警棒を投げる)
犯人1:うわっ!
○○:よし、確保
飛鳥:銃刀法違反及び殺人未遂容疑で現行犯逮捕。時間は9時30分!って始まったばっかじゃん...

○○無線:機捜246から警視庁。指令120に関して、マル被が人質を取ったため、警棒を投げ武器を落とさせ、銃刀法違反及び殺人未遂で現逮。人質にされていた女子高生のために救急車も合わせて願いたい。どうぞ
PM1無線:警視庁了解。救急車は消防に要請した。どうぞ
○○無線:機捜246了解

○○:ふぅ~
真夏:○○君
○○:あ、はい
真夏:お疲れ様
○○:ありがとうございます
真夏:さすがだね
○○:いえ。僕はまだまだです
真夏:そうかな?じゃあ、早く処理してパトロールに戻ろうか
○○:はい!
絢音:お疲れ様
○○:ありがとう
与田:刑事さん
○○:どうかした?
与田:助けてくれてありがとうございました!
○○:どういたしまして
山下:それじゃあ、行こうか
与田:はい

AM10:35~乃木坂西9丁目~(機捜246視点)

絢音:さっきの子、助けられてよかったね
○○:本当によかった...

PM1無線:警視庁から各局。第四方面。乃木坂PS管内。乃木坂北1丁目4-6メゾン乃木505号室にて男性の変死体発見との110番入電中。付近の局は向かわれたい。110番整理番号132。担当菊池

○○:今日は当たりの日か...
絢音:そうみたいだね...

○○無線:機捜246、乃木坂西9丁目から現場
飛鳥無線:機捜247、赤坂東1丁目から同件
PM1無線:警視庁了解

ウーーーウーーーウーーーウーーー
○○マイク:緊急車両通ります、緊急車両通ります
ウーーーウーーーウーーーウーーーウーーーウーーーーーーーーーー

AM10:39~メゾン乃木駐車場~

○○無線:機捜246。指令132。現着。これより着手。どうぞ
PM1無線:警視庁了解

○○:あれ?若月さん?
若月:あ、○○と絢音ちゃん
絢音:PBは大丈夫なんですか?
若月:さっきの事件でPSから数人PM来てたから任せてきた
○○:そうなんですか...ところでマル害は?
若月:マル害の名前は与田△△さん。39歳職業は銀行員、第一発見者は同じ銀行に勤める銀行員の方で、いつも無断欠勤なんかしないのに無断欠勤をして、気になって電話をしたら繋がらなかったから様子を見に来たみたいだね…
○○:そうですか...あれ?与田ってどっかで聞いた気がする...
絢音:朝の女子高校生じゃない?
○○:それだ!
若月:朝の女子高校生はマル害の娘さんみたいだね
○○:そうですか...娘さんには?
若月:まだ言ってない。どうやら病室で寝ちゃってるみたいで…今は美月が着いてる
〇:そうですか...とりあえず、山にはそのまま着いてもらってください
若月:了解
○○:マル害見に行こうか
絢音:そうだね

ウーーーーーーーーーー

飛鳥無線:機捜247。指令132。現着。これより着手。どうぞ
PM1無線:警視庁了解

飛鳥:どんな感じ?
○○:お疲れ様です。マル害はさっきの事件の女子高生のお父さんみたいです。さっきの子にはまだ事件のことは言えてないみたいです。いま山下が着いてます
飛鳥:そう...
真夏:とりあえず、ご遺体を見ようか...
絢音:はい

AM10:47~メゾン乃木505号室~

○○:心臓を一突きか...
真夏:こんなに正確に心臓に刺せるんだね...
飛鳥:本当だね...
絢音:争った跡は無いね...

ウーーーーーーーーーー

○○:捜一来たか…
真夏:行こうか…
絢音:はい

AM10:51~メゾン乃木駐車場~

高山:捜査一課の高山です。って真夏かぁ…
真夏:かずみん。お疲れ
高山:どんな感じ?
(説明中)
高山:そっか、娘さんに言いに行くのはつらいなぁ...
真夏:とりあえず、今からマル索しようと思ってたんだけど
高山:じゃあ、後はやっとくからいいよ?
真夏:そう?
高山:うん。やっとくよ
真夏:じゃあ、お願い
高山:はーい、気を付けてね
真夏:ありがとう
真夏:ってことだから、密行に戻ろうか
絢音○○:はい
飛鳥:了解

AM11:45~警視庁乃木坂警察署駐車場~(機捜246視点)

○○:・・・
絢音:どうかした?
○○:何か違和感があるんだよなぁ...
絢音:違和感?
○○:そう、何かは分からないんだけどね...
絢音:違和感かぁ...とりあえず、ご飯だよ
○○:そうだね...

AM11:49~警視庁乃木坂警察署二機捜乃木坂分駐~

○○絢音:ただいま戻りました~
生田:おかえり~大変だったね~
○○:確かに大変でした...
真夏飛鳥:ただいま~
生田:おかえり~
絢音:今、ご飯作りますね
生田:お、今日のご飯は絢音ちゃんか~!楽しみだなぁ。あ、さっきの殺人事件の捜査会議が14:00からここの大会議室でやるから顔出してね~
○○:わかりました
真夏:そういえば、朝の乃木坂駅の事件のマル被は?
生田:あ~、なんか会社をリストラされてイラついてた時に女性から大金を渡されてマル害の女子高生を狙えって言われたらしいよ
真夏:じゃあ、与田ちゃんが狙われたのは、たまたまじゃなかったのかな?
生田:仕組まれてたっぽいね~
絢音:できましたよ~
生田:はーい。わぁ!おいしそう!
○○:お、ペッパーランチだ
絢音:そうだよ~。○○だけ大盛ね~
○○:ありがとう
生田:早くこの二人結ばれないかな~(ボソッ
真夏:本当にね~(ボソッ
飛鳥:この二人が結ばれる日は来るのかな?(ボソッ
真夏:さぁ?(ボソッ
絢音:さっきから三人でなに話してるんですか?
真夏:なんでもないよ~
飛鳥:なんでもないなんでもない
生田:そうだよ~なんでもないよ~
絢音:そうですか?
生田:とりあえず、いただきまーす!美味しい!
真夏:いただきます。美味しい
飛鳥:いただきます。美味しいなこれ
○○:いただきます。ウマっ
絢音:喜んでもらえてよかった~

PM14:00~警視庁乃木坂警察署大会議室~

管理官:これから捜査会議を始める。事件の詳細を
刑事1:はい。被害者は与田△△さん39歳。職業は坂道銀行乃木坂支店勤務です
刑事2:第一発見者は、被害者と同じ職場の銀行員で、普段無断欠勤をしない被害者が無断欠勤をしたので心配になって様子を見に来たところ遺体で発見されました
刑事3:死因は心臓をナイフで刺されたことによる失血死。死亡推定時刻は午前九時から十時の間だそうです
管理官:そうか、被害者の家族は?
刑事4:被害者は結婚しており、妻と娘がいます。妻は仕事に行く途中でアリバイなし。娘は傷害事件に巻き込まれておりPM数名がアリバイを証明しています
○○:あ...(ボソッ
絢音:どうしたの?(ボソッ
○○:違和感の正体がわかった...(ボソッ
絢音:え?(ボソッ
高山:現在娘さんの与田佑希さんは乃木坂中央病院に搬送され入院していてPMが着いてるそうです
管理官:そうか。とりあえず、機捜はさっさと仕事に戻れ!
真夏:わかりました。行こう
○○:はい
真夏:失礼します

PM14:45~警視庁乃木坂警察署駐車場~(機捜246視点)

絢音:さっき違和感の正体がわかったって言ってたけど何だったの?
○○:違和感の正体は時間だよ
絢音:時間?
○○:そう。被害者の与田ちゃんはどこに行くために駅に居たと思う?
絢音:え?女子高生なんだから高校じゃないの?
○○:そう、高校に行こうとしてたはず。ならなんで9時15分に発生した事件に巻き込まれてるの?
絢音:あ、本当だ...
○○:しかも、アリバイが完璧すぎる...
絢音:アリバイ?
○○:殺人のアリバイは僕だけじゃなく絢音、真夏さんに飛鳥さん。若月さん、樋口さん、生駒さん、賀喜ちゃん、山、最低でも9人。しかも警察官がアリバイを証明してる。できすぎだと思わない?
絢音:確かに...
○○:まぁ、ここから先は捜一の仕事だからね。行こうか
絢音:う、うん…

PM19:05~警視庁乃木坂警察署第二機捜乃木坂分駐~

絢音:急に平和になりましたね...
真夏:そうだね...

○○電話:そうか…ありがとう

飛鳥:なんの電話?
○○:気になったことがあって
(説明中)
飛鳥:なるほどな
○○:それで、どうやらあの時間にあそこにいたのは母親に言われたかららしいですね
真夏:じゃあ、母親が犯人なのかな?
○○:そこまでは分からないです...
真夏:そうだよね...
絢音:娘さんには事件のこと言ったのかな?
○○:言ったみたいだよ?山が着いてたから落ち着いてたらしいけど…
絢音:そっか...
真夏:夕飯できたよ~!
○○:お、かつ丼!
絢音:おいしそ~
飛鳥:美味しそうだな...

高山無線:至急至急!捜査126から警視庁!午前中に発生した殺人事件の重要参考人に任同を求めたところ、PM2名を刺し逃走!至急手配願う!どうぞ
PM1無線:警視庁了解。警視庁から各局。第四方面。乃木坂管内。重要参考人がPM2名を刺し逃走。これを持ち乃木坂PSより半径5キロ圏内緊急配備を発令する。担当菊池。以上警視庁

○○:まさか...山が危ない!
絢音:え?○○!どういうこと!?
(走ってパトカーに向かう○○)

PM19:07~警視庁乃木坂警察署駐車場~

○○:絢音!乃木坂中央病院に!
絢音:わかった!

ウーーーウーーーウーーーウーーーウーーーウーーーウーーー

○○無線:至急至急!機捜246から警視庁。先ほどの緊急配備事案に関してマル被の逃走先は乃木坂中央病院に向かった可能性が高いと思料される。これより機捜246及び247にあっては乃木坂PSから乃木坂中央病院へ。至急マル援を要請する。どうぞ!
PM1無線:警視庁了解

ウーーーウーーーウーーーウーーーウーーーウーーーウーーー

PM1:警視庁から各局。第四方面。乃木坂管内。緊急配備事案に関して、機捜246よりマル被が乃木坂中央病院に逃走する可能性が高いと思料されたいとのこと、付近の移動局に合ってはマル索を実施せよ。以上警視庁
樋口無線:乃木坂1、乃木坂1丁目より現場へ
若月無線:乃木坂駅前若月、PBより現場へ
PM1無線:警視庁了解

ウーーーーーーーーー

PM19:13~乃木坂中央病院駐車場~

○○:絢音!無線たのむ!
絢音:わかった!

絢音無線:機捜246及び247、乃木坂中央病院現着。どうぞ
PM1無線:警視庁了解

PM19:15~乃木坂中央病院与田佑希病室~

(倒れてる山下)
○○:山!大丈夫か!?刺されてる!真夏さん医師を!
真夏:わかった!
飛鳥:与田ちゃんは!?
絢音:いないです!
若月:美月!
○○:若月さん!ここお願いします!
若月:わかった!
○○:飛鳥さん!出口の封鎖をお願いします!絢音行こう!
飛鳥:了解
絢音:わかった!

若月無線:至急至急!駅前若月より乃木坂!乃木坂中央病院にてPM1名が被疑者に刺され負傷!また女子高生が1名拉致された模様!至急応援を要請します!
乃木坂無線:乃木坂了解。乃木坂から警視庁
PM1無線:乃木坂どうぞ
乃木坂無線:了解。先ほどの緊急配備事案に関して、乃木坂中央病院にてPM1名負傷。また女子高生が拉致された模様。どうぞ
PM1無線:警視庁了解。警視庁から各局。先ほどの緊急配備事案に関して、乃木坂中央病院にてPM1名負傷。また女子高生が拉致られた模様。付近の各局はマル援に向かわれたい

PM19:25~乃木坂中央病院1Fロビー~

樋口無線:乃木坂1、乃木坂中央病院一階付近マル被発見できません。どうぞ
真夏無線:機捜247、二階もマル被発見できません。どうぞ

絢音:ほとんど探して出口もふさがってるのに何で見つからないんだろう...
○○:まだ探してないとこがある...
絢音:え?どこ?
○○:屋上
絢音:あ...
○○:行こう
絢音:うん

PM19:28~乃木坂中央病院屋上~

絢音:ここにいるのかな?
○○:ここじゃなかったら、もう逃げられてるね...
与田:きゃああああ!
絢音:いたね...
○○:そうだなぁ。行くか

○○:警察だ!武器を捨てろ!
与田母:こっちに来ないで!来たら娘を殺す!
絢音:落ち着いてください!
与田母:うるさい!何もわからないくせに!
○○:そうです。僕たちは何もわからない。だから僕たちに何があったのか教えてください
与田母:私の気持ちも知らないくせに!あの人がいなかったら私は私は...
○○:もしかして...
与田母:何よ?
○○:もしかして、誰かに旦那さんが不倫してると言われたんですか?
与田母:フフッ…違う。私が言われたのは旦那が銀行のお金を盗んでてそれを上司にばれて、上司を殺したって...
○○:あなたの旦那さんは銀行のお金は盗んでないし、誰も殺してない!だからあなたも娘さんを死なせちゃダメです!ナイフを下ろしてください
与田母:え…私の間違えだったの?
カチャ(ナイフが落ちる音)
○○:与田さん。あなたを殺人容疑で逮捕します。時間19:35分
絢音:与田ちゃん大丈夫?
与田:はい…大丈夫です...
真夏:○○君!絢音ちゃん!大丈夫!?
○○:大丈夫です。連行しましょう
真夏:わかった
飛鳥:そういえば、山は無事だって!
○○:よかった…

○○無線:機捜246から警視庁。逃走中のマル被を殺人容疑で現逮。乃木坂PSへ移送する。どうそ
PM1無線:警視庁了解。警視庁から各局。先ほどの緊急配備事案に関して、現在時刻を持ち緊急配備は解除とする。以上警視庁

○○:行きましょう
与田母:はい...佑希…ごめんね...
与田:お母さん...
真夏:与田ちゃんも行こうか...
与田:はい...

PM19:45~警視庁乃木坂警察署駐車場~

○○:身柄引き渡します
高山:身柄引き受けます
刑事1:チッ(舌打ちする刑事1)

真夏:与田ちゃんも行こうね
与田:はい...

飛鳥:なにあの捜一の刑事!
絢音:まぁ落ち着いて...
○○:絢音
絢音:なに?
○○:真犯人を捕まえに行くよ
飛鳥:真犯人?
絢音:そうだね
○○:飛鳥さん、ここお願いします
飛鳥:わかった。気を付けて
○○:わかりました

PM21:00~警視庁乃木坂警察署留置場~

ガチャガチャ(ドアを開ける音)

○○:真犯人はあんただな?
犯人1:何の話だ?
○○:それはないでしょw殺人事件の真犯人なのにw
犯人1:証拠なんかないだろw
○○:いや~、あんたも馬鹿だなぁ。被害者の奥さんのことを調べるのにわざわざ興信所を使うなんてwそのおかげで証拠が見つかったんだけどね~
犯人1:そんなとこでばれたのか...
○○:何でこんなことをした?
犯人1:理由なんかねぇよ
○○:そうか...まぁいい。お前の身柄を捜査一課に引き渡す。行くぞ
犯人1:わぁったよ

PM21:25~警視庁乃木坂警察署正面玄関~

○○:身柄引き渡します
高山:身柄引き受けます。お疲れさまでした
管理官:ご、ご苦労様で、でした

真夏:さて、密行に戻るよ!
○○絢音:はい!

AM8:30~警視庁乃木坂警察署二機捜乃木坂分駐~

真夏:ただいま~
飛鳥:疲れた~
絢音:ただいま戻りました~
○○:ただいまで~す
生田:お帰り~!○○!昨日はお手柄だったね~
○○:ありがとうございます
生田:今日はゆっくり休んでね~
○○:はい!ありがとうございます
真夏:じゃあ、私も~
生田:真夏は私と焼肉ね~
真夏:はい...
飛鳥○○:www
真夏:ところで、何であんな事件起こしたんだろう?
生田:あ~、なんかねぇ、被疑者がいた会社の人事部に与田さんが勤めていたみたいだね。で、その人事部にクビされたみたい
○○:つまり、逆恨みですか...
生田:そういうことだね...
真夏:与田ちゃんもかわいそうに…ところで与田ちゃんは?
生田:与田ちゃんは行きつけのカフェに引き取られるみたいだね
真夏:そっか
生田:じゃあ、引継ぎするよ~
○○:わかりました
絢音真夏飛鳥:は~い

ピロン

○○:ん?山からLINEか
山下LINE:与田ちゃんがお見舞いに来てくれました!
(与田と山下のツーショット)
○○:フフッw
生田:昨日は傷害事件と殺人が発生して...

こうして、一日が終わっていく。

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