ボーダーライン　episode13「ハロウィンの夜間シフト」

～ノギ―分署会議室～

○○：帰りたい～
中元：正直だねｗ
蘭世：○○さんがああなってるの珍しいねｗ
絢音：そうだねｗ
橋本：みんなおはよう
○○中元絢音蘭世巡査達：おはようございます
橋本：○○が凄く帰りたそうだけど...どうした？
○○：そりゃあ...ハロウィンの夜勤シフト+満月は嫌だろうよ...
橋本：頑張れー
○○：はいよ
橋本：まぁ、今日は○○が言った通りハロウィンと満月が重なってるから事件が増えることが予想される。皆、注意して勤務して。以上
○○：行きますかぁ
絢音：はい
中元：私たちも行こうか
蘭世：はい
橋本：私も行きますかぁ

～数十時間後～

～ノギー・ヒルズ～

○○：いつの間にか夜だな
絢音：一つ疑問なんですけど...
○○：なんだ？
絢音：満月の日って赤ちゃんが生まれるって言うのは聞いたことあるんですけど、事件も増えるんですか？
○○：増えるな
絢音：増えるんだ...
○○：ああ。満月の日は異常行動を起こす奴が増えるからな。それと妊婦の事案も増える
絢音：やっぱり赤ちゃんの方もそうなんだ...
○○：しかも今日はハロウィンもだからな...
絢音：地獄ですね...

～ヒナター広場～

中元：よし。着いた
蘭世：行きましょうか
中元：そうだね

中元：ハロウィンイベント賑わってるね
蘭世：そうですね
中元：あのお菓子美味しそう...
蘭世：日芽香さん？
中元：ごめんごめんｗ

きゃああああああああああ！

中元蘭世：!?
蘭世：あっちから悲鳴が！
中元：行こう！
蘭世：はい！

中元：警察です！大丈夫ですか!?
女性１：助けて！
中元：どうされました？
女性１：急に男の人に噛まれて！
蘭世：噛まれた？
中元：この方お願い
蘭世：了解です

中元無線：２－Ａ－２３から指令室。ヒナター広場のハロウィンイベントで女性が男性に噛まれたとのこと救急車と応援を要請します
純奈無線：指令室了解
橋本無線：２－Ｌ－２０。向かう。コード３

～ノギー・ヒルズ～

○○：俺達も行くか
絢音：はい

絢音無線：２－Ａ－３５も向かう。コード３

ウーーーーーーウーーーーーーウーーーーー

～ヒナター広場～

橋本無線：２－Ｌ－２０。コード６
絢音無線：２－Ａ－３５もコード６

橋本：行こうか
○○：そうだな

橋本：ひめたん！
○○：状況は？
中元：この女性が男性に噛まれたみたい
絢音：男性に噛まれた？
蘭世：容疑者には相当血がついてると思われますが...
○○：ハロウィンイベントのこの仮装してる人達の中じゃ見分けがつかないな...
真夏：救急隊です！
橋本：真夏！ここ！
レイチェル：大丈夫ですか？
女性１：1なんとか...
怜奈：とりあえず止血します
真夏：お願い。状況は？
橋本：この女性が男性に噛まれたことしか分かってない
真夏：男性に噛まれた？
蘭世：でも...そんなゾンビみたいなことあるんですかね？
橋本：無いとは言い切れないかな...
○○：昔、薬物によってハイになったやつがゾンビのように人を襲ったことがあるって聞いたことがあるな...
全員：・・・
橋本：付近のユニットに捜索させようか
○○：お願いします

橋本無線：２－Ｌ－２０よりヒナター広場の全ユニット。被疑者は男性で薬物でハイになってる可能性あり。発見したら私や○○達を呼んで対応して

橋本：すぐに見つかればいいけど...
絢音：そうですね...
○○：すみません。噛んだ男の人は何かの仮装をしていましたか？
女性１：ゾンビのような仮装をしていました
○○：そうですか...
真夏：じゃあ、この方は搬送するね
橋本：お願い
○○：ゾンビか...
中元：一番見つかりにくい仮装だね...

きゃああああああ！

全員：!?
○○：行くぞ！
橋本：うん

絢音：嘘でしょ...
蘭世：人が人を食べてる...
カチャ（テーザーを構える○○）
橋本中元：援護する
カチャ（銃を構える橋本中元）
○○：LAPDだ！手を挙げろ！
男性１：はぁはぁ...うわあああ
パンッ（テーザーを男性１に撃つ○○）
カチチチチチチチチチチチ
男性１：ううううううう
○○：効いてるか？
男性１：うわあああああ
○○：あ、ダメだ
バンッ（銃で男性１の足を撃つ橋本）
男性１：うぅぅぅぅ...
橋本：片足撃つだけで意外と収まるものだね～
ガチャ（手錠を男性１に掛ける橋本）
○○：流石に薬物にテーザーガンじゃダメだったか...
中元：まぁ、薬物使用者相手にテーザー使わないもんね...
○○：あぁ...

橋本無線：２－Ｌ－２０。ヒナター広場で発生した事件はコード４。被疑者を確保。それと追加で救急隊を送って
純奈無線：指令室了解

橋本：で、誰が連れて行く？
○○中元：・・・
橋本：・・・
○○：負傷者の救護が...
中元：私も負傷者の救護が...
橋本：はぁ？
○○：っていうか、この被疑者もとりあえず救急車じゃね？
橋本：それは...そうだね...
中元：そうだね...

橋本無線：２－Ｌ－２０。ヒナター広場に追加で救急車を要請。コード３
純奈無線：ディスパッチ了解

巡査１：この被疑者を広場の入口まで連れて行きます
橋本：お願い
巡査１：はい
中元：無事に解決してよかったね
○○：そうだな
橋本：あんた達はパトロールに戻りな...
女性２：うぅ...
橋本：大丈夫ですか？
女性２：赤ちゃんが...
橋本：え？
女性２：赤ちゃんが生まれそう...
中元：え!?
○○：マジか...

○○無線：２－Ａ－３５より指令室。ヒナター広場にさらに追加の救急車を要請。２０代女性。妊婦。意識呼吸あり。産気づいてる
純奈無線：了解。向かわせます

○○：新人！手伝え！
絢音：はい！
蘭世：私も手伝います！
橋本：流石満月だね...
中元：そうだね...