警視庁第二機動捜査隊乃木坂分駐所season1　最終話

ＰＭ13：15～警視庁乃木坂警察署二機捜乃木坂分駐～

真夏：いくちゃん！マル被が自首してきたって本当？
生田：うん...
○○：生田さん！清人は？
生田：今、取調室で捜一から取り調べを受けてる...
○○：そうですか...
生田：取り調べしてるのはかずみんだから取り調べさせてもらえるかも...
○○：ちょっと行ってきます
生田：うん...

～警視庁乃木坂警察署取調室～

高山：何で、爆弾を仕掛けたんですか？
坂井：・・・

トントン

○○：失礼します
高山：○○君..
○○：少し話していいですか？
高山：いいよ
○○：ありがとうございます。なぜこんなことをした？
坂井：さっき言っただろ？俺はお前のことを許してない。お前があの時、姉さんから離れなければ、こんなことにはなってないんだ！
○○：僕への復讐なら他の人を巻き込まないでくれ！
坂井：もう遅い。最後の爆弾を見つけられるかな？お前の大切な人が傷つく前に探しだせよ？
高山：○○君…もういい？
○○：はい...ありがとうございました...

～警視庁乃木坂警察署二機捜乃木坂分駐～

飛鳥：何かわかったか？
○○：とくには何も...
真夏：そっか...
絢音：もう一個の爆弾がありそうなところに心当たりは？
○○：ない...
生田：なら、手当たり次第に探すしかないか...
飛鳥：とりあえず、行こうか...
真夏：うん...

ＰＭ13：45～カフェノギー～（機捜246視点）

カランカラン

与田：いらっしゃ..○○さんと絢音さん
岩本：いらっしゃいませ。何にします？
○○：ごめん、今日は客じゃないんだ...
与田：あ、はい...
中田：あれ？○○君と絢音ちゃん？
○○：すみません。不審物の捜索にご協力お願いします
中田：...いいよ。調べて？
○○：ありがとうございます
岩本：何かあったんですか？
絢音：ちょっとね...

～数分後～

○○：ここには不審物は無いっぽいね...
絢音：そう...
○○：ご協力ありがとうございました
中田：どういたしまして、二人とも無理しないでね？
○○：はい...
絢音：それじゃあ、失礼します

ＰＭ13：55～乃木坂駅前～（機捜247視点）

真夏：警備犬も探してるんだけど見つかる気配がない...
飛鳥：そういえば、日向坂に新しくショッピングモールができたよね？
真夏：今日は日曜だからお客さんも多いし...
飛鳥：もしそこに爆弾があったら...
真夏飛鳥：大変なことになる...
真夏：行こう！
飛鳥：うん

ＰＭ14：30～乃木坂会館～（乃木坂駅前交番視点）

賀喜：ここも何も無さそうですね...
山下：そうだね...
若月：よし。次行くよ！
賀喜山下：はい！

ＰＭ14：45～乃木坂2丁目～（機捜246視点）

○○：何か忘れてる気がする...
絢音：え？
○○：なんか、見逃してる場所が...
絢音：見逃してる場所...
絢音○○：駅前交番...
○○：すべての始まりの場所か...
絢音：行こう！
○○：うん

ウーーーウーーーウーーー

ＰＭ14：58～乃木坂駅前交番～（機捜246視点）

○○：３人とも居ないのか...
絢音：３人とも不審物の捜索してるみたいだね...
○○：鍵閉まってるな...
絢音：でもこんなところでピッキングしたらバレるし...
○○：鍵が開いてる時は３人の誰かが居る...
絢音：爆弾はどこに仕掛けられたんだろう...
○○：とりあえず、交番の回りを探そう！
絢音：うん

～数分後～

○○：あ、あった...
絢音：え？どこに？
○○：自転車の箱にあった
絢音：爆発まで時間は？
○○：爆発まで2分！
絢音：嘘!?
○○：この近くで開けてるところは？
絢音：乃木坂中央公園！
○○：よし...

～乃木坂中央公園～

○○：みんな！どいて！
絢音：みんな！逃げて！
○○：ウリャ！（○○が爆弾を上に投げる）

ドカンッ！（○○達の上で爆発する）

絢音：○○！大丈夫!?
○○：ああ...
真夏：○○君！
飛鳥：○○！
真夏：大丈夫？
○○：はい...ここお願いします...
真夏：分かった
○○：絢音。行くよ
絢音：わかった

ＰＭ15：35～警視庁乃木坂警察署取調室～

トントン

高山：はい
○○：失礼します
高山：○○君...
○○：お前の仕掛けた最後の爆弾。爆発したよ...
坂井：そうか
○○：被害はゼロだ
坂井：なに？
○○：残念ながらギリギリで見つけたんだよ
坂井：なんだと？
○○：どうだ？復讐した気分は
坂井：クソっ！
高山：一つだけ教えてあげる。あの時の○○くんは間違ってない
坂井：は？
高山：あの時、○○くんが絢音ちゃんと被害者の二人だけにしてた場合。最悪の場合、絢音ちゃんと被害者。二人とも亡くなってた
坂井：・・・
高山：あそこにもし別の警察官が居ても○○君と同じことをしていたよ？多分、奈々未さんも...
坂井：・・・
○○：・・・
坂井：○○…すまん...
○○：清人...
坂井：刑事さん...全部認めます。僕が赤坂警察署と坂高校、駅前交番に爆弾を仕掛けました...
高山：そう...○○君…
○○：何ですか？
高山：○○君が手錠掛けな？
○○：はい...坂井清人さん。あなたを激発物破裂罪と殺人罪で逮捕します
カチャ（○○が清人に手錠を掛ける）
高山：行きましょうか...

～警視庁乃木坂警察署二機捜乃木坂分駐～

生田：○○。お疲れ様...
○○：はい...
絢音：大丈夫？
○○：うん...生田さん。行きたいところがあるんですけど...
生田：行ってきな？ななみんのところでしょ？
○○：はい...

ＰＭ16：35～都内某所墓地～

○○：奈々未さん。僕は今日、清人を逮捕しました。奈々未さん。すみません...
橋本：○○は悪くない。悪いのは清人だよ？だから絢音と幸せになりなさい
○○：奈々未さん。ありがとうございます。幸せになります

～都内某所墓地駐車場～

絢音：おかえり
○○：ただいま
絢音：どうだった？
○○：○○は悪くないから絢音と幸せになりなさいってさ...
絢音：奈々未さんらしいね...

PM１無線：警視庁から各局。第四方面。乃木坂ＰＳ管内。乃木坂3丁目公園にて男性と女性が口論をしていると110番入電中。付近の局は向かわれたい。110番整理番号132。担当菊池
○○無線：機捜246、坂之上１丁目から現場
飛無：機捜247、乃木坂PSから同件

○○：行こう！
絢音：うん！

ウーーーウーーーウーーーウーーー

こうして僕たちは今日も街を走り続ける