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 ZOP2回目の投稿です!今回は平和教育において私自身が考える課題と今後のビジョンについて書きたいと思います。つたない文章ですがご了承願います。。

 私自身の新しい挑戦として、先日ナガサキユース代表団9期生として活動することが決まりました。ユース代表団について説明すると、長崎県・長崎市・長崎大学で構成された核兵器廃絶長崎連絡協議会が主催する人材育成プロジェクトです。核軍縮・核不拡散問題に関する国際会議への参加と勉強会等の事前活動を通じて、長崎の若者が最新の国際情勢を学ぶとともにこの分野で活躍する世界の人々と出会い、知識を行動に結びつける力を養うことを目指しています。(ホームページ参照)要するに、核問題に興味を持つ大学生世代の若者を集めて育成するというプロジェクトですね!

 ユース代表団としての任期の間に実現させたい企画があります。(といってもこれは個人的に考えているもので、まだ実現に向けて動いているわけではないですがすが、、💦)それは、原爆と真珠湾攻撃について同時に学べるイベントを開催することです。なぜこのようなイベントを開催したいのかというと、日本の平和教育における視点の狭さに疑問を抱いているからです。原爆や空襲など被害面における記憶を学ぶことは重要であり、今後も続けていくべき教育だとは思います。しかし、現代社会において日本の視点からの平和教育のみでは不十分であると感じています。そこで、日本とハワイ、加害と被害の両方を同時に学べるイベントを企画したいと考えています。コロナウイルスの状況に応じ、開催方法としてオンラインまたはオフラインかを決定したいと考えていますが、オンラインでの開催であれば、世界の人々を巻き込んだ企画ができると期待しています。このイベントにおける目的として、幅広い視点からの平和教育の提供に加え、「平和学習=怖い」というイメージをなくすことを意識したいと考えています。戦争の悲惨さを伝えるにあたり、いわゆる“グロい”写真等の資料を使用することが多いと思います。勿論、戦争の愚かさや悲惨さを事実として認識してもらうにはそのような方法も重要です。しかし、恐怖心だけを与える平和教育になってしまっては元も子もないと思います。なぜなら平和学習は明るく平和な未来の形成を目的としているからです。恐怖心による危機感を与えつつも平和な未来や明るい社会を想像させられるような、バランスを重視した教育を提供できるイベントにしたいと考えています。

 この企画案はユース代表団に応募した際に一次審査(志望理由書)として提出したものです。二次審査(面接)の際、志望理由書をもとに、「どうやったら平和な未来や明るい社会を想像しながら平和学習ができるか、具体的な案はありますか?」という質問を投げかけられました。私はこの質問に対し、自分の満足のいく回答ができず、未だにもやもやしているので皆さんにもお尋ねしたいです。どうやったら悲惨な戦争の記憶を教えながらも、明るい未来を想像する平和教育ができるか、どうやったら「危機感」と「ワクワク」を同時に感じさせる平和教育ができるか。意外と具体的な案を出すのは難しいですが、いろいろな方の意見を参考に、企画を実現させたいと考えています!

 読んでくださり、ありがとうございました☺️🌸


#zop

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