木工雑記:ギャラリー探訪2021.05.29 Bobby Mills at ART & SCIENCE DAIKANYAMA
Bobby Mills
イギリスを拠点に木工家具やオブジェを製作する木工作家である。
更なる詳細はこちら(ART & SCIENCE 代官山の展示概要サイトに飛びます)
先日知人からのおすすめでこちらの作家さんの展示を伺い、早速訪れてみた。
どうやらこの作家さんの日本での展示は初めてらしい。
ART & SCINECEの展示は世界の木工作家さんを多く扱っていて、とても嬉しい場所である。個人的な感想であるが、海外の木工作家さんの作品は、日本の木工作品と違くてかなりオブジェ的な要素が強いし、その分サイズも大きい。採れる素材も大きいこともあるだろう。
作品点数はスツール13点にローテーブル1点とこじんまりしていたものの、およそ日本では見ることが叶わない木の表情を拝見することができた。
彼の使用する木は材料として木材市場に出回るものではなく、400年クラスの倒木材だそうだ。座面やテーブル面だけでなく足まで倒木で作っているという。
展示に訪れた際にスタッフの方にいただいた商品一覧の材料項目のところはほぼ「Oak(ナラ)」と書かれていたが、このOakの種類がびっくりするほど多かった。これは勉強不足であったのでまとめておこうと思う、、が情報がインターネット上(日本語)ではほとんど見当たらない、よくいうヨーロッパナラ(English Oak)は見つかるがハニーオークというのは日本語ではフローリング材料として紹介しているのを見つけた限りである。もしこの材料の詳細が紹介してあるサイトなどを見つけた方がいたらぜひコメントをいただきたい。
下記は今展示にてBobby Mills氏が木工制作に使用した材料のまとめである
※今展示にて使用したものではありません、Bobby Mills氏のHPより。
※材料名後のカッコ内は今展示に使用した部分の内容物です、これらの材料はMills氏HPでは他にテーブル面やその他大きな家具材にも使用されています。
※写真は主に木目の違いを明確にするために載せています。
Honey Oak(座面)
English Oak(椅子脚、座面)
English Pippy Oak(座面)
Sussex Pippy Oak(座面)
Burr Oak(座面)
English Walnut(座面)
English Brown Burr Oak(座面、)
(写真なし、、、撮ればよかった、雰囲気としてBurr Oakの木目で上のようなBrown walnutの色になった感じ。)
Brown Burr Oak(テーブル面)
(写真なし、、、撮ればよかった、雰囲気としてBurr Oakの木目で上のようなBrown walnutの色になった感じ。今展示にて使用されていた中でこの木の使われたテーブル面は最もすごい木目であった、サイトでは拝見することが叶わなかった)
やっぱ良い展示に行った際は写真取らないとだめっすね。
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