好きなものを記録しようよ:潮が舞い子が舞い

note。小文字でいいのね。
とある人の有料記事のために登録したnoteだけれど、折角なら自分の日記帳にもしようと思ったので、出来れば毎日書いていきたい。

現実の仕事のことばっかり考えてても暗くなっちゃうので、アニメとかゲームとか漫画とか、フィクションについてだったり、好きなこと楽しかったことについて書いてみよう。書くぞ!ってモチベーションで一瞬でいいから毎日なにか好きなコンテンツに触れたい。

自分の昔の感想って忘れがちなので、備忘録として。
自分が、どういうものが好きか言語化していくための記録として。


今日はとりあえず、『潮が舞い子が舞い』の10巻を読んだ直後の感想を記録しておこう。


端的に言うと、犀賀さんに全て持っていかれました。
「せいかーい」のところで一旦読むのやめてしまったよ。つらくて…。


少しずつお出しされてた水木への好意描写を束にしてバットにしてぶん殴られたような気持ち。
1巻のはじめもそうだったけど、「冗談やがな」で押しとどめてきた感情がたくさんあったんだろうなぁ。今回もそのつもりで、二人乗りさせろって絡んでみたのかな。想定外に乗せてもらえる流れになっちゃって、やりすぎた気分になっていたり。
水木に褒められてる時の顔もね、うん…。


そして背中の文字ですよ。ここについては最後にしよう。めちゃくちゃ書きたいので。


そして、「ずっと続けば」「どこまでも遠くへ」

「でも、風越が待ってるから」
「わかってるよ」
ですって。

でっっっっかいため息が出ますよ、本当にね。
心臓を握りつぶされるような呼吸が浅くなるような。
思わず思考が停止しそうになるというか、なってしまったくらいには辛い。どんな気持ちで聞いて、話していたのかを想像するだけで。



で、犀賀ちゃんは背中になんと書いたのか。

「あほ」と書いた
「すき」と書いた事に水木は気付いたがはぐらかした
「すき」と書いたが水木は気が付かなかった
(「すき」でも「あほ」でもないことを書いた)

4つ目はさすがにないと思うのでこの3パターンかなぁ。上から順にそれっぽいかなぁと思っている。
ほんっとに、肝心なところで表情が見えないの上手いなぁ。


水木はさすがに犀賀ちゃんからの好意に気が付いてはいると思う。でも明らかに水木→百々瀬はある。だから、柔らかいコミュニケーションと気を持たせかねない言葉の間にしっかりラインが引いてあるような。さすがに無意識でそれはできないよなぁと思う。

じゃないと、「風越が待ってるから」は突き放しすぎなような。これがいつものにへらっとした顔で言ってたらそれでも解釈は会うんだけどね!個人的にはどうしてもあの真顔っぽい顔が想像されるんですわ。


んで、犀賀ちゃんはやっぱり「すき」とは書けないと思うんだよなぁ…。「すき」が不発だった後に「ずっと続けば」は言えない気がする。「臆病になるよね」の発言もあったことだし、そこまでがんがん行けないんじゃないかな、と。

「すき」って書いてた場合の想像をすると、やっぱり自分に対する気持ちはないことをはっきり自覚して、「でも私はこうなんだよ、ほんとに」っていう刺し方をした/気持ちが漏れてしまったっていう状況が想像されてより悲しくなる。「すき」→はぐらかされパターンがいちばん悲しい気がする。

まあそれは「あほ」って書いてようがほぼ同じか。
どちらにせよきっと、もうこんなに2人きりでちゃんと、ふたりの世界で話せることは無いだろうから、っていう後押しで出たのが、「ずっと」のところかな、みたいなね。
「わかってる」んだもんなあ。


水木くんさぁ、普段は女子にめちゃくちゃ緊張してるのにそのライン引きができてるのはなんなんだい?君は「気が付いてるけど気付いてないフリしてること」が多そうだし?でもそれは悪意ではなく優しさからきてるであろうことがわかるからそれでいいんだ、うん。

お辛い話でした。
放課後暴走堕天使で始まったのにな!!!


ひとつの話で盛り上がりすぎて寝る時間になったので一旦はこのへんで。

普段どおりのみんなが出てくる話も、最後の巻らしいお話も、どちらも見れてとても素敵な最終巻でした。

「俺たち帰っちまうか」とか提案してそうな白樺とか、
ノートの持ち主の推理力がちょっとおかしい槍原とか、
右佐の後輩見守り笑顔とか、
だいぶ言葉が荒れぇ氷室ちゃんとか、
もちろん最終話もね…!

また、明日とかに書こうっと。

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