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身体によいだけでは逆に身体によくない話

現在、私は階下に住む高齢の両親に夕飯のオカズを届けています。

「オカズ」と言ってもそっちの「オカズ」ではございません
(って、どんなオカズだよw)

最近、夫と娘からクレームが来ます。

「お母さん、今日の夕飯はとても美味しかったけどカロリーが少ない。もう既にお腹が空いている。もう少しカロリーがあるものを食べさせてください」

確かに・・・


■ 19歳の息子(村上)が居なくなって

我が家は息子が居た頃は肉料理が中心でした。1回の料理で肉は500グラムとか使っていましたね。唐揚げとか1キロ揚げてたし。そりゃアンタ、村上にもなるわよw

それがね、今じゃすっかり魚料理中心ですよ

カンパチのアラ煮、鮭の香草焼き、
カジキマグロのクリームソース仕立て
(仕立てってw)

もうね、ここぞとばかりに魚中心

そして、ここにきて高齢者の為にオカズを作る事になったので、私のヘルシー志向が更に上昇したのです。

■ 病院食を目指しています

私が子どもを2人出産した病院の食事は極めて質素なものでした。巷でも「イマイチな病院食」で有名な程でした。

しかしながら、「出産」という大仕事を終えた私にとって「上げ膳据え膳」というものはなんともありがたい存在、私は毎回感謝の気持ちをもって病院食を頂きました。

それがどうやら私の脳内で、

病院食=美味しい

というものに繋がったのでしょうね。私はその頃から「病院食こそ美食」という、誰もが理解し難いような観念に囚われるようになりました。そんな感じで、私が家庭料理で目指す所は「病院食」に行きついたのでした。

■ 体型を気にする娘とダイエットをする夫

ここに来て、もう家に村上はいません。カロリーが高いものを欲する息子は居ないのです。そしてその代わりと言ってはなんですが、娘は体型を気にしだし、夫はダイエットの為にマラソンをするようになりました。

そこに高齢の「腎臓病」「糖尿病」その他基礎疾患バリバリの父(しかしながらコロナに罹っても死ななかった)が現れました。

ここぞとばかりに、私が作る「病院食」の力を発揮すべき時が来たのです。

ちなみに私は40歳の時に調理師免許を取ったツワモノです。小池百合子もお墨付きの調理師です(都知事認定というだけw)
百合子の名にかけて、
じっちゃんの名にかけて、
私はヘルシー料理を一生懸命振舞いました。

その結果・・・

「お母さん、久しぶりにマック食べたい」

「お母さん、久しぶりに回転寿司行きたい」

「お母さん、もっとデブデブしい食べ物をください」


■ 管理栄養士なのに旦那と息子がデブ

近所にそんな人がいます。よく自虐で笑わせてくれました。「食事なんて関係ないわよ、いくら自分が家族のためにと頑張っても、本人が運動しないと無理。夜中にポテチとか食べちゃうから無理。」と言ってました。

他にも、

奥さんはとっても細くて子どももスリムなのに、旦那さんがあり得ないくらい太ってる方もいらっしゃいます。「私は一生懸命食事の管理を頑張っているのに、本人がどうしても自室でカップ麺とかお菓子を食べちゃうの」と言ってました。
まぁ、お子様も給食を一切食べないと言っていたので、何かしらの何かはあるのでしょうね・・・あまり深くは追求しませんが。


こんな感じで、頑張ってヘルシー料理を作っても、その反動でデブデブしさを求めてしまうことは結構あるかもしれませんね。


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っという訳で、我が家もこれからの献立をもっと見直さないとです。なかなか難しいですね汗

まだまだ「育ち盛りの娘」と「働き盛りの旦那」がいますので、カロリー控え目よりも、もう少し「満足感のある食事」を目指したいと思います。


ちなみに、今週末は久しぶりに村上が帰宅します。
55号のホームランのお祝い(19歳の誕生日祝い)に何が食べたいか聞くと、

「トンカツ」

との事!
うん、久しぶりにデブデブしい食事になりそうだね♪

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