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世界で使われている「英語」について。

みなさま、こんにちは☆今日は、世界で使われている「英語」について、あれこれ思うことを気ままに書いてみました。

単身でイギリスに渡ったのが、2014年。今からもう6年以上も前のことで、時間が過ぎるのが早すぎて驚く今日この頃です。

私が住んでいたロンドンは、「人種のるつぼ」と言われているだけあって、本当に様々な人種の方が住んでいました。電車やバスに乗っていても、全く英語を聞くことがないほどイギリス以外の人たちばかりだったり。ロンドンに住む前は、あらゆるところで英語を聞く環境になるだろうと思っていたので、けっこう拍子抜けした瞬間でした。そんな様々な人種の方々と触れ合うロンドン生活を2年終えて思ったこと。

「みんな意外と英語話さないんだ」でした。

もちろん英語本場の大都市、ロンドンに住んでいたのでお仕事もプライベートも英語しか使っていませんでした。しかし、なんて言うんだろう?もっとみんながペラペラに英語を話していると思ってたんですよね。

でも実際は、多くの方が第二言語として英語を話していました。

約77億人が住んでいるこの世界。この中で、英語をお仕事やプライべーで使っている人は、4分の1と言われています。なので約20億人くらい?この数字だけ見ると、とっても多い!!と思うかもしれません。私も4人に1人が英語を使っていると聞いたときは、「めっちゃ多いな!」と思いました。日本で多い核家族・4人家族であれば、家族内の一人は英語を使ってるということですもんね。そう考えると、世界でめちゃくちゃ英語を使われているなと思うのはしょうがない。

でもここで重要なのが、第一言語を英語として使っている「ネイティブ・スピーカー」なのか、それとも私たち日本人のように第二言語として英語を使っている「ノン・ネイティブ・スピーカー」なのか。ここを無視してしまうと、世界で使われている英語を理解するのに遠ざかってしまいます。しっかりと頭の隅に置いておいてほしいです。

先ほど、世界で4分の1の人たちが英語を日常的に使っているとお話ししました。この中で一体どれくらいの割合で英語ネイティブさんがいるのでしょうか?


正解は、たったの2割!!

私はこの数字を見たとき、「やっぱり少ないな」と思いました。実際にロンドン生活を振り返ってみても、しっくりくる数字なんですよね。だって、みんな雰囲気だけで意外と英語話せない人が多かったんだもん。私が働いていたお店はロンドンの中心地にあったので、毎日たくさんのお客様たちで溢れていました。そんな毎日を過ごしながら出会ったのは、フランス人やスペイン人、イタリア人。ロシア人やコロンビア人、ベネズエラ人。日本のご近所さんの韓国人や中国人、台湾人。たくさんのイギリス人以外の方々でした。もちろん、イギリス人もいましたしアメリカ人も来ましたよ。それでも英語ノン・ネイティブさんの方々と英語を話す方が多かった日々。

たった2割の英語ネイティブさんがいる国々は、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアとニュージーランドです。残り8割は、私たち日本人と同じ英語ノン・ネイティブさん。

どうしても中学校や高校で習った英語の授業を思い出すと、めちゃくちゃペラペラと流暢に英語を話す外国人が思い浮かびます。なので、多くの方が「ペラペラ」に話せないと、「英語を話せない」と思ってしまうのでしょう。でも世界では、8割の英語ノン・ネイティブさんたちが英語を使って生活している。この数字はきっと励みになるので覚えておいてほしい。

意外とみんな、英語むちゃくちゃでしたよ。発音が変だったり文法を間違っていたり。ただ、英語を話している雰囲気を醸し出すのはめちゃくちゃ上手だったので、ここは日本人の見習いたいところ。笑

もっと気楽に日本人が英語を使いこなせるようになる日が来ればいいなぁ。


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