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英語を習得するのに大切な3つの時間軸。

みなさま、こんにちは☆今日は本業の英語について。英語を習得するのに苦労されている方は多いかと思います。しかし、3つの時間軸だけをおさえたら大丈夫ですので安心してください!日本語に比べると、とっても簡単です。


大切な3つの時間軸とは?

時間軸。この言葉を聞いたことはありますか?文法用語では、時制という言葉が使われます。英語を習得するのには、「時間」にフォーカスすることが大切です。そしてこの時間軸ですが、基本的には過去からずっと矢印が伸びて、未来に向かっているイメージです。時間は止めることができず、ずっと進み続けているので。

過去→→→未来

そして、今日ご紹介したい時間軸は、「過去」「現在」「未来」この3軸です。矢印で未来に続いているので、時間の考え方としては線で捉える方が多いと思います。ですが、英語をまず使いこなせるようにするために、時間を「」で考えます。その点というのが、「過去」「現在」「未来」です。

過去→現在→未来


みなさんが、よくつまずくポイントとして現在完了があるかと思いますが、これは時間を線で捉える考え方です。

過去→現在(この構造の「→」部分にあたるのが、現在完了です。)

過去に起こった出来事から今現在はどのような状況にあるかを伝える時に使います。もちろん、時間を線で捉えた方がより詳しく相手に状況や感情を説明することができます。しかし、そこでつまずいて基本的なことも嫌気がさし、習得できないのであれば本末転倒です。

「過去」「現在」「未来」を点で捉え、英語を使いこなしていきましょう。


点で時間を捉えるなら、中学英語で大丈夫

書店に行った際に、「中学英語で会話ができる」「中学レベルの文法で英会話」的なネーミングの本をたくさん見かけたことはないでしょうか?2020年に学習指導要領が改定されているので、今すでに大人の方たちにとっては若干のズレはありますが、ほぼほぼみなさんが中学校で習った英語レベルと思ってもらって大丈夫です。

みなさんは、さきほどお伝えした「過去」「現在」「未来」の3軸を中学校2年生までに習っているはずです。中学校3年生になると、多くの方が苦手とする「現在完了」の登場です。なので、私はいつも生徒さんに「英文法を復習するなら中学校2年生までの範囲で大丈夫ですよ。」とお伝えしています。

それでは、なぜ中学校2年生までの英文法で大丈夫なのか?これは、みなさんの日常している会話を振り返っていただいても、「過去」「未来」の話しかしていないことが多いからです。特に英会話初心者さんなら、なおさらです。

先月や昨日あった出来事を話す「過去形」。明日や来年の今頃の話をする「未来系」。基本的にこの2軸で事足ります。政治や経済の話にいたっても、「過去」と「未来」の2軸を繰り返し使うことによって会話することができます。もちろん、その話題に知識があれば、の話ですが。私は中学校2年生レベルでロンドンに住んでいた2年間で、ISのテロにまつわる話や日本経済についてなど幅広い話をすることができました。実体験なので保証します。


日常で出来る訓練

頭の中でいいので、日々の出来事を「過去」「現在」「未来」の3軸に分類してみてください。もちろん日本語ネイティブのみなさんにとっては、線で時間軸を捉えていることも多いと思いますが、英語力に自信のない方は、まずは点で時間軸を3つに分類することをオススメします。それが頭の中でスムーズにできるようになると、英語力がそこまで高くなくてもラクラク英会話することができます。ぜひ実践してみてください。

「過去」「現在」「未来」の詳しい文法に関しては、また次回のnoteで!!

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