子牛のサルモネラ感染症〜去年1年間悩まされた感染症〜

noteをこれから定期的に発信していきたいと思います!
とはいえ、仕事に関すること以外にもプライベートに関することも書いていこうかなと考え中です。

2022年は私にとって精神的に病む一年でした。
子牛のサルモネラ感染症が、お仕事をさせていただいている農家3軒で発生してしまい、子牛の糞便検査を実施したら、Salmonella Typhimurium(サルモネラ・ティフィムリウム)が検出されました。そのうち1軒では Salmonella  Livingstoneという血清型も検出されました。
〜今回ティフィムリウムと性状が似ている4:i:-ではありません〜

今回経験した(対策前)子牛の症状は
・40度以上の発熱
・粘膜を伴う血便
この2つにつきます!

対策前はある意味、子牛の症状が出るのでわかりやすかったのですが、子牛に対して生菌剤と抗生物質を投与、また場内の動線を対策し始めたら…
『何!?この牛も陽性なの??無症状じゃない!!』や
『え?前この牛は陰性だったよね!(注意)』
の会話を各農場の方とどれだけしたか…

これから各農場のサルモネラ奮闘記を描いていきたいと思います。

注意:サルモネラ感染症を家畜保健衛生所に届出すると、発生農場の環境及び全頭検査を行います。2週間毎に検査を行い、2回連続で環境及び検査対象の牛が陰性になれば終わりです!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?