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【鹿児島県】公園のブロックに子どもたちとお絵描きしてきました

えらぶ色エコアートプロジェクト

2022年1月9.10日

鹿児島の沖永良部島の公園で
島の子どもたちと一緒に壁画を描きました。

ブロックひとつを1枚のキャンバスに見立てて
100人くらいの子供たちが思い思いに絵を描きました。
何もなかった無機質な壁が、
子どもたちが描く色とりどりの海の世界に変わりました。

before↑ after↓

えらぶ色エコアートの画材

島の海岸に漂着した「軽石」
島で取れた天然顔料「赤土」「黄土」「イカスミ」

軽石採取

プロジェクトスタート

私たちスタッフは、海の生き物の型紙を作り
子どもたちは壁にステンシルをする形で絵を描きました。そのため、小さい子どもも簡単に取り組む事ができました。
もちろん、そのまま筆で描く子もいました。

どんな絵にしようか、どんな色にしようか
悩みながら楽しそうに絵を描いている姿は
とても可愛らしかったです。

子どもたちの様子

そうして2日間にわたり作られた作品たちは
子どもたちの集まる公園にぴったりな
可愛らしい壁に仕上がりました。
今回、町からの許可が降りたのは10平米まで。
この企画が来年、再来年と続いて
子どもたちの絵が公園を囲むようになったらいいなと思います。

作品たち

島の風土

沖永良部島のみなさんは、
みなさんとても親しみやすく暖かく
子どもたちがみんな豊かに素直に育っているのを
感じました。
お洋服そんなに絵の具ついてていいの?とか
お姉さんの持っている色綺麗、とか
お姉さんの使った型紙を使ってみたい など
自分の気持ちを初対面の人にも恐れず聞けることがとてもすごいなぁと思いました。

泊まっている民泊施設に帰ると
オーナーのお母さんや、
壁画に参加してくれていたオーナーのお孫さんから
頑張ってねのお手紙、フルーツ、楽しかったのお手紙が置いてありました。
町を歩かれていた区長さんから島のおやつをいただいたり、島の方から夜ご飯をご馳走になったりと、暖かく迎えてくださりました。

お礼に似顔絵を描いてきました。

差し入れたち
プレゼントした色紙


「島の人は、自分からこういう事をしようと動かないけど、周りの人の企画には協力的」
「島の外の人を歓迎する風潮」
というのが印象的でした。

こういう時期で、外部からの人は不安だっただろうなと思いますが
暖かく迎えてくださった島の方々、
素敵な企画に呼んでくださった宮澤さんに
感謝です。


宮澤さんの取り組み↓


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