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おむすびの話



朝、時間なくバタバタと出掛けて行く子どもに小さめのおむすびを作って食べさせたり、試合に出かける子どもが細切れの時間の中で食べられるようにいくつかおむすびを作って持たせます。

少し、きつめに塩をして、中に具を入れるときも、混ぜ込む時も、その時々で。

わたしが育った家はパンはおやつだったので、我が家もそうだ。

だからなのか、ごはんを食べないとなんとなく力が出ない。
今、糖質が嫌われる傾向にあるけれど、だけどやっぱり、おむすびがあると安心してしまう。

食べるって、お腹を満たすって、安心感をもたらすものなんじゃないかなとも思っている。

小さな子どもはお腹が空くとどんどん機嫌が悪くなっていく。大人だって、実はそうだ。空腹はやる気やその人の能力、忍耐力、いろんな力を低下させていく。

小さなおむすびで、胃に何かが入ることで、ちょっと力が出る。

そう、わたしは、食べることでちょっと力がでる、そんなごはんを作っていきたいなと思っている。

ちょっと疲れた時や、ちょっと話を聞いてほしい時、そんな時に、あやさんとご飯作ると、あやさんのご飯食べると、ちょっと元気になる。そんな空間を目指している…。

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