書くことについて、とりとめもない何か

ちょっとしばらくこちらの更新が滞ってしまっていた。

いやまあ、私は基本的に超絶遅筆なので、何週間も何の投稿もしていないことはよくあることである。本館ブログなんてだいたい月1本の投稿だし。

でも何も書いていないわけではない。毎日何かしらは必ず書いている。メルマガも毎日配信しているし、書きかけの原稿いずれかに少しでも手をつけるか、メルマガのストック(コンテンツの一つである思考メモの原稿作り)作りをするかしている。

まあでも、いくら毎日書いていても、ちっとも完成品が出来上がらないわけで。

いや、その気になれば数百字程度の文章は毎日書けるのはわかっている。そもそもメルマガに載せている雑記、あれだけでも記事として成立可能ではあると思っている。

ただ、数百字程度の雑記をブログ記事にすることを自分で許せないだけで。

そもそもこの別館ブログを作ったのも、本館ブログに雑記だとか思考垂れ流し的な文章をもう書けないと思ったからであって。あそこは構成しっかりした読み物記事しか出せない場になってしまった。私にとって。

でも結局別館ブログにすら単なる雑記を書く気になれなくなって、メルマガという読み手が限られた空間に毎日雑記を投下するという方向になったわけで。

何なんだろうね、これ。

どこに何を書くか、というのをいつからかすごく意識するようになった。本館ブログにはこういう記事を、別館ブログにはこういう話を、メルマガにはこういうネタを。SSや宝塚の話はまた別途場所を設けて。

いつから私の書き物はこんなに縛りが多くなったんだ。

もっと自由に好きなことを書くんじゃなかったのか。最初はそのつもりでブログを始めたんじゃなかったのか。初心はどこにいったんだ。

でも、ここまでくるともう元には戻れないんだよね。戻す気になれない。

だったらこのままでいくしかない。場所を分けるということは、「ここにはこういう話を書く」という方向性が決まる意味ではよいのかもしれない。Twitterだってアカウント分けているのだし(6アカ持ち)。

どういう形が正解なのかわからないけど、まあそもそも正解すら人それぞれだから、何が正解かなんてないんだろうな。

私のブログの書き方は世の中の真逆をいっている自信があるけれど(亀更新&超長文)、それはそれで私にしかない個性だと最近は思えるようになってきた。質より量より更新頻度?冗談じゃない。

あとはもっと自由に書けるようになるだけ。……自由にって何だろう。こんな文章のことかな。久々にただ思いつくままに文章を書いている。なかなか気持ちいい。

倉下先生の新企画に参加させていただいて、Scrapboxに延々と箇条書きしまくってみて気づいた。こういう脳内で誰かが語る通りに書き散らすのはとても楽しいということに。

思えば長らくそういう書き方をしなくなっていたから新鮮だったのだ。きっと。またこういう書き方をしてみてもいいな……と思って、今こうしてつらつらと思うところを書いている。これ、脳内で誰かが語るままに書き綴っている。だからきっと話がカオス。

これからnoteでやりたいこと。まずはずっと書きかけ状態になっている宝塚考察記事を仕上げることかな。とある男役さんについて延々と語る記事。たった一人について数千字語る。一度やってみたかったのこれ。

そしてこれは一人ではできないのである意味「夢」的なものなのだが、私が書いたSSか詩か散文を読んで思い浮かんだものを絵にしてもらい、その人が描いた絵を見て私が思い浮かんだ文章を書く、というのをやってみたい。字書きと絵描きのコラボ。

そう、リレー小説だとか、往復書簡とかいうのには憧れていた。今回参加させてもらっている倉下先生の新企画もそれに近くて、やってみるか、という気になっているのである。なんだかんだで、コラボは楽しい。たまには誰かと合作するのもよい。

……さて、だいたい書きたかったことは書いたかな。ここまで何文字ぐらい?1600字ぐらいっぽいね(文字数カウントしてみた)。勢いだけでもこれだけ書けるのね私。最初なんの話していたかもう忘れたけれど。

こうやって無目的につらつらと思うところを書き綴っていると、本当はこういう記事をもっと書きたかったんじゃないのか、と思えてくる。そのために別館ブログ作ったんじゃなかったのか、と。

どこもかしこも「今回はこういうテーマで」という縛りを設け過ぎている。私の書く場って。せめて一ヶ所ぐらい、もう何でもいいから適当に書く場があってもいいじゃない。何が言いたいのかわからない文章があったって。

たまにはそういうの書きたくなるのよ……。書きたいけど書けなかった、書く場がなかった思いを吐き出す場が欲しくなるのよ。こうやって。

書きたいことはいろいろある。綺麗に整った文章も、とりとめのない雑文もある。世に出すべきは前者だけが望ましいのだろうけれど、時には後者も書かないと身がもたないというか、やっていけなくなるというか。

読み手はこういうとりとめのない雑文から何を読み取るのだろう?

とか書いていたら2000字を超えたみたい。ただ書くだけなら、1時間もかからぬうちにこれぐらいは書けるのね。いい勉強になった。

というわけで、目的のない雑文はこれぐらいにしましょうかね。またここ別館ブログにはこういった雑文も書くかもしれない。

とりあえずは、書きかけの本館ブログ記事と宝塚考察記事、頑張って書きあげようと思います。

それでは、また。

#雑記

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