なぞり書き帖 3日目〜7日目

なぞり書き自体はやっていたのに早速投稿を忘れていたのでまとめて載せる!

3日目
趣向が変わってメッセージカードのなぞり書き。
せっかくなのでカラフルにしてみたけど、絵心はないのでシンプルになぞっただけ。
それでもカラフルなので少し可愛くなったかな?

メッセージカードレタリング

4日目
山頭火さんは自由律俳句の方だそう。
初めて見たときは自然の豊かさとかハイキングの楽しさを詠んだのかと思ったけど、調べてみたらこの「青い山」というのは「目の前に広がる風景」と「青々と魅力的に見える俗世間」とをかけてあるそうで、出家して真っ当に生きようとしてもなおどこまでも魅力的な俗世間の誘惑が溢れているという気持ちを詠んだ歌なのだそう。
知ることでこんなに印象が変わるなんて凄い俳人だなぁと思うと同時に皆どこか堕落して生きていくのが人間な気もしてきた。

種田山頭火作

5日目
白い椿をどう表現しようかなと思って縁を囲んでみることにした。
なかなか気に入っている。
作者の読み方が分からなくて調べたら「かわひがしへきごとう」という名前なのだそう。正岡子規のお弟子さん。

河東碧梧桐作

6日目
旅日記とインク試し書きページを飛ばして見たらお正月らしい凧のことが書いてあった。
俳句について正岡子規の影響を受けたとされる芥川龍之介の句で、4日目からのこの並びも凝っている感じがしてならない。
芥川龍之介は「地獄変」が好き。
あと、よく見る写真のポーズがイケメン感あって好き。シュッとしてるのできっと現代にいてもイケメンだったに違いない。(私見)
(HERBINって筆記体で書こうとして途中で挫折した。筆記体を学校で習う世代ではなかったため現在練習中。)

芥川龍之介作

7日目
昨日の予報では関東でも今日は初雪が降ると言っていた。
そんな朝にぴったりの短歌。
正しくはわからないけれど、
もうこの地に慣れてきたつもりであったけれど初雪が降って寒さに凍えながらも小さな柿を取ろうとしている鳥のなんと小さいことよ
という短歌だと解釈した。

調べても何も出てこなかったのでなんのセンスもないけど、1句詠んでみた。
調べても何も出てこず初雪も降らぬけれども書をしたためる
意味:調べても何も出てこないし、せっかくこのうたにぴったりの初雪が降ると思って期待していたのに雪も降っていない。だからせめてそのことに思いを馳せてnoteを書いている

「はつ雪」北原白秋作

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