答えなくてもよい質問と答えるべき質問


私は生物学上女だが、よくすれ違い会話の議題にあがる「AとBどっちがいいと思う?と女は聞くけど、結論は既に決まっている」というのが1ミリも理解できない。
結論が決まっているのにわざわざ人の意見を聞いて、それでも自分の意見は曲げず、どちらにせよ最初から決めていた方を買うとは…
なんと全てにおいて無駄なことか…
無駄だけならまだしも相手の気持ちをないがしろにするのはいかがなものか…
と思ってしまう。
そのため私は、このパターンのやつだなと確信したときは「えーどっちもかわいいよねー!きめられなーい」と適当に流している。
何故なら既に出ていて覆ることのない結論を考えるだけ無駄だからである。

では私の場合はどうかというと2択ないし、何択かで相手に質問するときは、「ほんとうにどうすればよいか分からない…この人なら的確なアドバイスをくれるだろう」と思って聞いている。
(男女どちらでもよいが男子に聞いたほうが話が簡潔ですぐに決まる。ただし、話の長さは人による。おじさんは話が長い傾向にある)
そして相手が例えば「Aが良い」と言ったとして、理由を聞いてみる。
納得すれば「決心ついた!Aにする!ありがとう」と言ってAにするし、話がうまく伝わってなくてAを勧められたけど今回はBが適切だなと思ったら「うまく伝えられなかったんだけど、〇〇ってことだからせっかくだけどBにするね。相談乗ってくれてありがとう」と言ってBにする。
私としてみれば、これが自分の時間を使って相談に乗ってくれた相手への感謝だと思うし、決まってないからアドバイスがほしいというのが順当な流れかと思う。

仕事でもこの仕事が何とどう繋がっていてどういう意味があるのかとかこのパターンのときはAという理由付けがないとすごくもやもやして気持ちが悪い。
私としては、教えてもらった仕事を次回自力でできるように不明点をクリアにしておきたいのだ。
そのためつい、「△△が〇〇のときはAということですか?」とか理由とかを聞いてしまうのだが、「いいからとりあえずやって!」と言われてしまう。
(男女がどう、とかいうのは今時良くないのかもしれないが女性の先輩の発言である確率が高い。男性の先輩は理由まで教えてくれるor見て学べ!タイプで何も教えてくれない)
で、「うわぁ!!めんどくさがられてる!タイミング悪かったかな?ごめんなさい」と思いながらとりあえず分かるところからやるのだが根本が分かってないので不明点が乱発する。
そして不明点を聞きにいくと「あれ?これ法則あるじゃん」とか「なるほど、ここに書いてあるのね」とか思うわけだが、二度手間な気がするなぁとまたもやもやしつつ、分かることが増えていくとどんどんできるようになって仕事が楽しくなってくる。

答えるべき質問と答えなくても良い質問が逆ではないかと常々思う、という話。

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