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元祖セレブタレント 大屋政子の金言

昭和天皇美智子皇后陛下本田宗一郎(元本田技研社長)、アイゼンハワー(アメリカ第34代大統領)、リー・クワン・ユー(シンガポール元首相)、フランコ・マリノッテ(イタリアの大富豪)、エドモンド・ロスチャイルド(イギリスの大富豪)、グレース・ケリー(元女優でモナコ元王妃)、マリア・カラス(オペラ歌手)、キング・ハッサン・ドゥ(モロッコ元国王)、ルドルフ・ヌレエフ(元バレエダンサー)etc・・・。


これは テイジン(TEIJIN)という大財閥の社長夫人でありながら 元祖セレブタレントとしても活躍された「大屋政子」さんの華麗なる交遊録のほんの一部です。


私が政子さんの存在を知ったのは 35年以上前の幼稚園か小学生頃だったと思います。


あまりにド派手な格好と お多福の様な顔立ちから 正直ド肝を抜かれたのを憶えています。笑


そんな彼女に興味を抱き 尊敬をするきっかけとなったのが亡くなる約2年前


あの奇抜すぎる衣裳やお化粧が「風水」に基づいてされていたという事実を知った時からでした。


今や風水は当たり前の様に認知され用いられていますが 彼女は若い頃(半世紀以上前)から既にお化粧やファッションに取り入れていたというのですから驚きです!!


私は自由奔放なタレント「政子ちゃん」としての一面しか知りませんでしたが 代議士を父に持つ家庭に生まれ 何不自由なく暮らしていた彼女が


ご主人(通称おとうちゃん)の大屋晋三(群馬県出身)さんと結婚をし 女性実業家にならざるをえなかった顛末が 著書を読む限りでは哀れでなりませんでした・・。


玉の輿で略奪婚だと言われていたご自身の結婚が 既にその当初からご主人の会社が徐々に傾き始めていて 世間で噂をされる様なものとはまるで違ったそうなのです。


ご主人の先妻のお子さんの面倒を見たり そのご主人が残した負債(1980年当時で100億円)の返済など 普通の女性では出来なかったであろう事を政子さんは成し遂げられました。


そんな逞しく生きた彼女の言葉の中に


「人生においては他人の言う事に惑わされる事なく どんなに周りに反対されても自分自身を貫き 強行突破しなければならない時がある!!」


と 語っていた力強い言葉が 今では私の教訓になっています☆


大屋政子・・・1920年 大阪生まれ。

1999年に78歳で死去。

今年が没後20年にあたります。

◇著書一例◇

・天下茶屋の政子ちゃん(1983年)

・会う人はみんな財産(1993年)

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