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綠川あやめ(♂)です

生まれも育ちも群馬県の私は 


幼稚園時代の私 ↓~

むかしから とにかくのんびりとしていて 常にマイペースで過ごして来ました。


マイペースと言っても 思いを内に秘めているだけで 何一つ行動に表せない


そんな意味合いのタイプだったのかもしれません。


あまりにもマイペース過ぎて


「(嫌味で)君はB型?


言われてしまう事もありました。笑


20代頃までは


~美輪明宏さんディナーショー会場にて 24歳の私 ↓~

ただ単に生きる(生活する)事で精一杯な感じでしたので


将来的な事は 漠然と思っている程度でしかなかったのです。


それが30代も半ばになり


私の中で 色々な面で焦りが出てきたのです。


その理由は・・


10才(小学校4年生)あたりから恋愛対象が元々の女性から男性へと徐々に変わって行き


10才頃の私 ↓~

それからは安定して笑 ゲイの道へ進んだからなのだと思います。


実際に男性とお付き合いをする様になったのは


20歳を少し過ぎたあたりからでした。


しかし・・


元々の挙動や顔立ちが女性的であった為なのか


(男性的な人が持てはやされる)その世界での私の需要は 大変に低かったのです。


そして35歳過ぎた


その約3年前に知人から紹介された「メンミク(現在は閉鎖)」というゲイ専用のSNS


ある女装さんの日記が目に留まったのです。


それは・・


(その方が)女装をして (基本的に恋愛対象が女性の)男性との交遊録を綴ったものでした。


それらを読みあさり


もしも私が女装をしたら・・


考える様になってしまったのです。


以前にも 女装を自分自身に取り入れる事を薄っすらと考えた事はあったのですが


なんせ私が尊敬して憧れている美輪明宏さんやエリザベス・テイラーさんの様に 色々な意味で卓越したものが自分には無いと思い 諦めていたのでした・・。


私の中で (趣味とはいえ)男性が女装をして人前に出る以上


それなりの価値(華やかさや美しさ)を持っていないと厳しいのではないのかという思いがありました。


ですが・・


その思いが女装へのハードルを上げてしまい


結局は・・ 行動に移せなかったのだと思います


女装といえば 過去には20代の終わり頃 バーでのイベントでドレスを着たその程度です。


~地元のバーのイベントにて 28歳の私 ↓~

ゲイの人が女装をしてゲイではない男性と関係を持つという話は


なんとなく(ゲイの)知人などから聞いてはいたのですが


いざ自分がそれを行うと考えると・・


ゲイの世界で需要が低い私が 女装をして(基本的に恋愛対象が女性の)男性と関係を持ってしまって果たしていいのか?

それによって相手を欺く事にはならないだろうか?


という事も考えてしまったのです。


(厳密に医学的にはわかりませんが) 戸籍上と肉体上の性別(男性)を受け入れていた私は 自分ではGID(性同一性障害)だとは思っていなかったからです。


ですが


その時の私は 余程に切羽詰った状態だったのでしょう・・。


そんな日記を書かれていた女装さんに 思い切ってDMをしてみたのです。


とにかく その時の私の年齢置かれている状況を素直に綴ってみました。


すると 翌日に彼女から返信があり


本来はDMを送られて来てもスルーしてしまう事が多いのだそうですが


私の危機的状況を察知してくれたみたいで笑 相談に乗ってくれたのです!!


女装に興味はあるけれど 踏ん切りがつかないと言う私に対して彼女は・・


世の中には色々なタイプの人がおり

   自分の事を女性だと思って女装をする人や

  (セクシャリティに関わらず)単なる趣味の枠の中でする人

  性的な事を目的にする人や

 女装で(美意識の)自己表現をする人など様ざまなので

 とにかく どんな目的であれ 行動(女装)を起こせば

 そこからまた別の景色が見えてくるかもしれない


目から鱗のそんな素晴らしいアドバイスを私にしてくれたのです。


~女装デビュー当日 35歳の私 ↓~

不安な気持ちでいっぱいだった私の背中を押してくれた彼女とは


その約1年後 メンミクの突然の閉鎖によって連絡が取れなくなってしまったのですが


今の私があるのは 本当に彼女のお蔭だと思っています。


本当に 本当に 彼女には今でも感謝をしています。


そして・・


これからの私は 自分の個性や美意識を最大限に発揮できる女装という手段を武器に


飽くなき美の探究心(探求心)を胸に 遅咲きながらも前に進んで行きたいです☆












 























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