不滅のエレガンスビューティー
現在では「エレガンスビューティー」という言葉は
殆ど死語になってしまいましたが
特に戦前には
その素晴らしいエレガンスビューティーを
誇っていた人がいます。
まずはダニエル・ダリュー ↓ (1917年~2017年)というフランスの女優さんです。代表作「うたかたの戀(1936年)」
「♪ラストダンスは私と」というアメリカの曲を
フランスでシャンソンとして広めた人でもあります。
その気品あふれる美貌の王妃役(うたかたの戀)などで一世風靡され
フランスを代表する美人女優でもありました。
続いてはシャルル・ボワイエ ↓ (1899年~1978年) 代表作「女優ナナ(1955年)」という俳優さんで
こちらもフランス出身の方です。
まさに紳士という言葉が相応しく
アールデコ期の雰囲気や
※アールデコ・・1920年~30年代にかけての美の爛熟期
芳醇な色気や知性というものを
ふんだんに感じさせてくれます。
初期の頃の作品は
残念ながらDVD化されているものが極端に少なく
彼の中年期以降のもの(ガス燈など)であるならば
現在はレンタルDVDで視聴が可能です。
私がこれらの方々に
◆グレタ・ガルボ(1905年~1990年) ↓ 代表作「マタハリ(1931年)」
強い関心を持つのには
ある理由があります。
それは現代の俳優(女優)さんでも
◆グロリア・スワンソン ↓ (1899年~1983年)代表作 「サンセット大通り(1950年)」
美男美女と呼ばれる人たちは大勢いますが
エレガンス(品の良さ)と
ビューティー(美しさ)の両方を
ふんだんに持ち合わせている方が
◆ルドルフ・ヴァレンチノ ↓ (1895年~1926年) 代表作「血と砂(1922年)」
今では殆ど姿を消してしまいました。
私自身が
その古き良き時代に
タイムスリップできればいいのですが
◆アラ・ナジモヴァ(1879年~1945年) ↓ 代表作「サロメ(1923年)」
そうも行きません。
今話題のメガネ販売を展開する「OWNDAYS」CEOの田中さんが
日焼けによるメカニズムは
どんなに肌に日焼け止めクリームを塗っていても
いったん目から紫外線を受けてしまうと
それだけで肌が焼けてしまうので
視覚を通して人体に与える影響は絶大なのだと
そう語られていた事があります。
その視覚からの影響を踏まえ
過去の作品(DVD)などを見て
そんな時代に生きた人々の美のエッセンスを
「自らの目から吸収して細胞に染み込ませる」という様な
そんな鋭い感性を持っていたいと私は思っています☆
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