環境を立て直すとき…。

知識が足りないのを、承知で、(間違いを恐れず)言うけれど。

なんで、福島の汚染土壌を日本全国に、置き場がないから…とか、嘘ついてばら撒いたのだろ?

汚染原因の原発を中心に集めて置いて保管し、そのすべての汚染土壌が原発を中心に集められたら、その同心円状に、安全距離を確保して、その汚染土壌保管地域以外の福島県の土地を、まずキレイにして、居住と農業ができるようにし、生える草木に放射能がない状態になって、やっと動物飼育ができる。

次に、廃炉を完了させ、原発敷地自体を更地にし、深く処分穴を掘る。青森六ケ所よりも深く。そして、全ての汚染土壌を深く埋め、地表には、1ミリも放射能が届かないことを確認し、地表には、戒めのメモリアルと、弔い供養のメモリアル碑をたてる。それで、処理完了。
毎年、首相と天皇がセレモニーを行い、国民も、テレビで黙祷する。

なぜ、そのようにせずに、全国に放射能汚染土壌をばらまいたの?大阪とか、遥かに遠くまで…。普通は、汚染が広がらないように、コンパクトに留める。

コロナ対応で、国はきちんと、汚染(感染)が広がらない対策をとっている。
と、いうことは、国は、放射能汚染も、きちんと同じように考えられたはず。

放射能による、他の土地汚染の危険を差し引いても分散保管を、行わなければならなかった、本当の意味は?

福島県民も、『早くもっていって!国は約束を守って!』じゃなくて、『国に汚染を広げないで!原発のそばに集約して、早く処理して!綺麗な福島に、汚染広げずに、戻して!』って、大人なら、言うんじゃないの?

本当の福島県民の知り合いが、私にはいるけれど、彼らすごく、まともな人たち。昔の国内戦争など、ひきずらず、良い国や良い地元が大好きな、私の知り合いの普通の国民。おさななじみや、昔の知り合いのおばちゃんも。最近、神栖市にやってきた、福島っ子のおばちゃんも。

本当の福島県民に、インタビューして。なんだか、中身が、気が動転しているから、だったのかもしれないし、なんでかわからないけど、日本の国と、福島の地元の、両方大切にしている、まともな人は、いま、いずこ…?

やっと、帰ってきて、がんばっている人は好ましいけれど、おまえ、どこの誰?
善意は立派だけど、どこの郷の何者?
みたいな人が満ちないでほしい。昔から、その土地を愛し、守り、住んできた人に、多く住んでほしい。そのうえで、新しい人を、受け入れてほしい。お手伝いの人は、きちんと、余所者の礼儀を持って、謙虚に、居させてもらい、お手伝いさせてもらっている。いつでも、居座らずに帰れる。
その土地を、奪わない。手伝いに来たのだ!という、ハッキリとした意識と意志を持って、働き、きちんと復興が完了して、また栄えたときに、あのときはどうも!と、お友達からはじまり、あとは、普通の人間関係の中、婚姻や国内移住がある。

それまでは、支援といいつつ、決して侵略しない。奪わない。謙虚に、手伝う。それが、マナーで礼儀で、当たり前のことで、目的間違っちゃだめだよね…。

手伝う理由は、また、その土地に、代々その土地を愛し守り、豊かに暮していた人たちが、暮らしを穏やかに取り戻し、安定すること。
それ以外ない。

新たなまちづくりとか、ビジネスチャンスとか、資産作りとか、余計な雑念持ちながら、支援なんて、できないから。
復興したあと、その宝の一部、もらってくぜ!とか、俺ら好みの土地になるよう、水面下で利害の駆け引き…。とか、俺らの息のかかった人間を送り込んで、住民にして、シンパの土地を増やそう、とか…。

心配なことが多いけど、全部、防衛して、きちんとまともな日本の福島県を、取り戻したらいいよ。

実は、わたしも、自分が精神朦朧とするくらい痛めつけられていて、回復中だった頃、福島県の方とリモートで障害アートを活用して、名刺作りのビジネスボランティアをしようとしたことがある。その後、入院して、頓挫という、悲しい結果だったけど、2012年のこと。

私は、侵略が嫌いで、争いが嫌い。
そして、土地汚染も嫌い。

この、素朴な疑問は、誰もいまだに答えない。
なぜ…?

神栖市は、どこの業者が汚染コンクリートを砂利採掘穴に埋めたのかわからない。だから、犯人さがしはせず、ヒ素を取り除く方法の知識を勉強するための情報を探したり、これ以上汚さず暮らす方法を考えたり、ヒ素のある土地で安全に自給農をする方法を考えたりしています。

犯人に、責任をとれ!と、攻め立てるのは簡単だけれど、本当は、安全で綺麗な環境に穏やかに住みたいんだ…というのが本音で、犯人へ鬼のように接することなんて、望んでいない。

汚染コンクリートは、除去された。あとは、綺麗になるよう、以前より一層、生活を見直そう。

それが、建設的。前向き。フランスの、農家の人に学んだ考え。(本で読んだ。文字での学びです。)

なぜって、コンクリート塊を埋めた犯人わからないんだもの。そして、もう、犯罪は終わっていて、害されないから。台風とか、お天気の悪化した後の被害の片付けと、修復。天気の災難に近いね…。

フランスの農家に、学びました。

たぶん、日本の農家さんも、同じことご存知なのだろうけど…。たまたま、読んだ本が、イギリス人の書いた、フランスの暮らしだったので…。宮沢賢治さん派にはならず、どこか明るく快楽的でしかしストイックなのは、多分、気質性格なんでしょう…日本人にも、いろんな性格の人がいます。

私は、茨城っ子で、鬱蒼とした感じとは無縁な原っぱ野原の海っぺり育ちなので、そうなった(ちょうどいい御本で、教わった)のかもしれません…。

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